420馬力の「アウディTTクワトロスポーツコンセプト」がデビュー

新型アウディTTに注目が集まるジュネーブモーターショーのアウディブースでは、420psの2.0L TFSIを搭載した「アウディTTクワトロスポーツコンセプト」もお披露目されました。

Automobilsalon Genf 2014

その名のとおり、「クワトロ=4WD」を採用したアウディらしいスポーツモデルで、2.0Lながらターボ過給により420ps/6700rpmを誇ります。2011年の「ル・マンR18」からノウハウを受け継いだもので、1344kgの軽量ボディを活かして0-100km/h加速はわずか約3.7秒で到達。 

Automobilsalon Genf 2014

組み合わされるトランスミッションはデュアルクラッチのSトロニック、TTよりもスポーティな味付けのサスペンションで、前後重量配分は「46:54」を実現しています。

ボディはMQBにより剛性を確保しながら、アルミニウムなどの採用で軽量化を達成。

Automobilsalon Genf 2014

外観もTTよりもダイナミックで目を引きます。中でもリヤエンドにはCFRP製のディフューザーとデュアルマフラー、リヤスポイラーを採用するなど、アウディTTのスポーツモデルにふさわしい印象的な後ろ姿を演出しています。

Automobilsalon Genf 2014

赤いスターターボタンやスポーティなステアリングが目を引くインテリアでは、アームレストとスピーカーが省かれ、ストライプとクロノ4点式シートベルトを装備。荷室にはヘルメットが置けるスペースを確保しています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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