日産の超コンパクトな3気筒レーシングエンジンは40kgで400馬力!【動画】

2014年のル・マン24時間耐久レースに特別枠「ガレージ56」にて参戦する電力駆­動レーシングカー「Nissan ZEOD RC」は、電力駆動と小型軽量ターボエンジンによる駆動を切り換えて走るとアナウンスされています。

11~12周のうち1周を充電した電力によって電力駆動のみでラップするというZEOD RC。今回、注目されていたエンジンが画像とムービーによって公開されました。

Nissan_ZEOD_RC_engine06

このガソリンターボの重量はわずか40kg。ベースエンジンの寸法は500mm × 400mm × 200mm。航空機の機内持込可能なサイズに収まっているほどのコンパクトさであるとアピールをしています。

しかも、この1.5リッター3気筒ターボエンジンは、最高出力400馬力を発生するというから驚きです。

詳細なスペックは未公開ですが、このハイパワーにはフランスのオイルメジャー・トタル社の潤滑油テクノロジーが大いに役立っているということです。 

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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