画期的な日産の電動レースカーが世界初走行

2014年のル・マン24時間におけるレースデビューを目指して開発が進められている「Nissan ZEOD RC (Zero Emission On Demand Racing Car)」は、電動モードで走るレーシングカーとして最速を目指しています。

この画期的なレーシングカーの初走行が、日本で行なわれることが明らかとなりました。

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「Nissan ZEOD RC」がお披露目、デモ走行を行なうサーキットは富士スピードウェイ。WEC(世界耐久選手権)日本ラウンドが開催される10月18、19、20日の3日間となります。そして「Nissan ZEOD RC」を運転するのはニスモのグローバルアンバサダーを務めるミハエル・クルム選手ということです。

また、サーキットデビューを控えてカーボン製コクピットなど開発の様子を映したムービーも公開されています。

果たして、富士スピードウェイの長いストレートで、この画期的なレーシングカーは、どのような速さを見せてくれるのか、どんなサウンドを聞かせてくれるのか、ファンならずとも気になるデモ走行となりそうです。 

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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