トヨタのミニバン新型「ノア/ヴォクシー」登場! ハイブリッドの燃費はリッター23.8km!!

トヨタの5ナンバーサイズ・ミニバン「ノア」、「ヴォクシー」がフルモデルチェンジ、全方位にライバルを超える性能を手に入れました。開発のキーワードは、Fun(快適性)、Utility(使用性)、Nenpi(燃費)という3つ。それらを高次元で融合する「Spacious FUN Box」、家族の夢を丸ごと載せる広々とした室内空間を実現した次世代ミニバンとなっています。

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先代モデルに引き続き、ネッツエンブレムを強調したヴォクシーは、ヘッドランプと連続する上下二段構成のフロントグリルで、独自の美意識を徹底した“毒気”のあるカッコよさを演出したエクステリアとなっています。

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ミニバンの王道を行く“堂々感”が狙いというノアでは、アンダーグリルと一体化した大きなフロントグリルとヘッドランプの組み合わせにより、上下四隅を強調し、ワイド感を追求した外観となっています。

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低床プラットフォーム、超ロングスライドのキャプテンシート、インテリジェントパーキングアシストなどを備えた、新型ノア/ヴォクシーですが、なにより注目なのは燃費性能です。

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ガソリンエンジン『3ZR-FAE』はバルブマチックという高効率な吸気システムをブラッシュアップすると同時に、アイドリングストップを備え、変速比幅を6.454に拡大したCVTによってFFで16.0km/L(JC08モード)という同クラスのガソリンエンジン車としては最良の燃費性能となっています。またガソリンエンジン車には4WDもラインナップ、こちらは14.8km/Lの燃費性能となっています。

さらに、5ナンバーサイズのミニバンとしては初めてという本格的フルハイブリッド『THS II』を搭載したグレードの燃費性能は23.8km/Lとライバルを圧倒する燃費性能を実現しています。このハイブリッドはプリウス譲りといえるもので、1.8Lアトキンソンサイクルエンジンにリダクション機構付きの2モーターハイブリッドユニットを組み合わせたもの。駆動バッテリーはニッケル水素電池となっています。

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メーカー希望小売価格は、いずれもガソリンエンジン車で221万円~281.1万円。ハイブリッドは285~297万円となります。なお、ガソリンエンジン車の発売は2014年1月20日、ハイブリッドは2月24日からとなっています。

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この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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