GMがオーストラリアでの生産撤退を決定、トヨタはどうなる?

オーストラリアを旅したことのある方ならすぐに気がつくと思いますが、彼の地で多いのがトヨタやマツダなどの日本車。ヒュンダイなどのほか、地場のホールデン(GM傘下)もよく見かけます。

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年間実績は110万台規模ですから約500万台規模の日本の1/5くらいということになります。先日、GMは高コストを理由にオーストラリアでの生産から撤退を示唆し、現地でも報道されているようです。

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そうなると、2008年にすでに撤退していた三菱自動車、部品工場をもつフォードも2016年秋に閉鎖すると発表していますから、現在、カムリなど10万台程度生産しているトヨタの動向に注目が集まっています。今後どうなるかは分かりませんが、サプライヤーや政府との話し合い次第では、撤退する可能性もあるかもしれません。

(塚田勝弘)

 

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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