ミニバンNo.1は2013年もセレナが獲得! しかも3年連続で最高台数を更新

1月20日に発表されるトヨタの新型ヴォクシー/ノアは、じつに6年半ぶりのフルモデルチェンジでうちも買い替えよう! と考えている人も多いはずです。買い替え需要だけでなく、ほかのモデルからの乗り替えも見込めるでしょうから相当なヒットが予想されます。

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しかし、ヴォクシーとノアは販売チャネルが異なるため、単一車名として3年連続ミニバンのチャンピオンに輝いたセレナを上回るか微妙なところ。

nissan.serena_032013年のセレナは、2011年の8万4359台、2012年の9万6020台を上回る過去最高の9万6407台でしたが、トップの座に安住することなく、新型ヴォクシー/ノアの対抗策として、昨年12月にビッグマイナーチェンジを敢行。

nissan_serena_02衝突回避支援システムの「エマージェンシーブレーキ」を廉価グレード以外に標準装備し、主力のS-HYBRIDの燃費をわずかですが向上させ、S-HYBRID全車が「平成27年度燃費基準+20%」の達成と「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」認定により、「エコカー減税」による減税措置に適合。自動車取得税と自動車重量税が「免税」になっています。

新型ヴォクシー/ノアに加えて、噂のトヨタ店、トヨペット店扱いの兄弟車まで含めるとセレナやステップワゴンにはかなりの強敵になりますが、やはり今年はミニバンの販売争いから目が離せません。

■メーカー自らビッグマイナーチェンジを謳う日産セレナはどう変わった?
https://clicccar.com/2014/01/01/241491/

■日産セレナ「画像ギャラリー」-マイナーチェンジで外観とカラーを大胆に変更
https://clicccar.com/2014/01/01/241500/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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