軽自動車販売ランキング2013年12月、タントがトップ奪回、ワゴンRは復活の3位

全国軽自動車協会連合より2013年12月の軽四輪車通称名別新車販売速報が発表されました。11月まで、4か月連続でホンダN BOXがナンバーワンでしたが、12月のランキングでは11月には2位だったダイハツ・タントがトップの座についています。

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 ●2013年12月軽四輪車通称名販売ランキング
1位 ダイハツ  タント 19,211台
2位 ホンダ N BOX 18,128台
3位 スズキ ワゴンR 14,715台
4位 ダイハツ  ムーヴ 11,687台
5位 ダイハツ  ミラ 10,943台
6位 スズキ スペーシア 9,387台
7位 ホンダ N-WGN 8,600台
8位 日産 デイズ 8,526台
9位 スズキ アルト 7,807台
10位 ホンダ N-ONE 6,737台

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タントがトップに立ったのも注目のニュースですが、初速で2.4万台ものオーダーを集めたというN-WGNが7位に飛び込んできているのも気になります。これにより日産モコがトップ10圏外に押し出されているだけでなく、トップ10に入るための台数的なハードルも 高くなっています。

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また、11月の販売ランキングでは6位までランクダウンしていたワゴンRが3位へ急浮上。軽自動車ユーザーのニーズがスーパーハイトワゴンに集中するわけではなく、多様化している風にも感じられます。

果たして軽自動車マーケットのトレンドはどこに向かうのでしょうか。2014年1月のランキングではホンダNシリーズ全体が、どのような動きを見せるのかも気になるところです。

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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