2012年の「S-HYBRID」の追加で、燃費向上と走りを磨いた日産セレナ。2013年上半期のミニバン販売台数ナンバー1を達成していますが、2011-2012年と2年連続でミニバン販売台数トップの座を守っており、2013年も首位を守るのは確実と思われます。
2011-2013年の3年連続1位に注目が集まりますが、日産の登録車ではノートとともに1位、2位を分け合う同社の屋台骨を支えるモデルでもあります。
2014年のミニバンはどうなるでしょうか? 約6年半ぶりのフルモデルチェンジを受けるトヨタ・ノア/ヴォクシーの新型がカギを握っています。ただし、ノアとヴォクシーは車名と販売チャンネルが異なりますから、ノアとヴォクシーでは台数が上のヴォクシーが単体でセレナを上回るかは分かりませんが、足せばトップに躍り出ることが予想できます。
さて、ビッグマイナーチェンジを受けたセレナですが、エクステリアデザインでは、立体感のあるフロントグリルや二段構えのヘッドランプがとくに新しさを感じさせます。ボディカラーは、「ハイウェイスター」に用意される「タイガーアイブラウン」は精悍さを主張。
また、珊瑚からイメージしたという深みと華やかさを兼ね備える「プレミアムディープ コーラル」、ナチュラルでエレガントさを抱かせる女性らしい柔らかな「ロゼブロンズ」のほか、「S-HYBRID」の先進イメージを印象づける「ブルー ムーンホワイトパール」、パールブラックの「ダイヤモンドブラック」という計5色の新色を設定しています。
(塚田勝弘)