日本での発売は2007年以来となるフォード・フィエスタ。新型フィエスタはフォードとしては10年ぶりくらいに日本でもTVCFも打つそうです。その発表会でアナウンスされたのは、今年の後半にもコンパクトSUVの「Eco Sport(エコスポーツ)」を日本にも導入するというもの。
会場には今年後半導入にもかかわらず、右ハンドルの実車が展示されていました。じつはすでに欧州で発売されている2代目「Eco Sport」であるため、英国などで売られている右ハンドル仕様を持ってきたようです。
2代目となる「Eco Sport(エコスポーツ)」は、「ONE Ford」戦略の元、初代の北米専用車から欧州中心のフィエスタと同様にグローバルモデルになるコンパクトSUVで、全長は約4.2mとMINIクロスオーバーよりもわずかに長い程度で、日本でも扱いやすいサイズに収まっています。
日本導入を検討している段階では、MINIクロスオーバーやVWのクロスポロくらいしか全長4m強の輸入コンパクトSUVはなかったようですが、東京モーターショーで日本導入が発表されたルノー・キャプチャーやプジョー2008など、今年前半に続々と日本デビューを果たすライバルの動向には予想外だった模様。
まだ排気量などの詳細は明らかになっていませんが(検討中?)、コンパクトSUVも2014年にキーワードになりそうです。
それでもフォード・ジャパン・リミテッドの森田CEOは、新型フィエスタに加えて、2014年はこのエコスポーツも加わることで、好調だった2013年を大きく超えたいと期待と自信をのぞかせています。
■フォード・フィエスタが2月1日より価格229万円で発売開始!
https://clicccar.com/2014/01/09/242298/
■フォーカスに続き、新型フォード・フィエスタが来年日本発売!
https://clicccar.com/2013/11/15/235925/
(塚田勝弘)