フォーカスに続き、新型フォード・フィエスタが来年日本発売!

3代目の先代フィエスタは、マツダ・デミオとプラットフォームを共有していましたが、デミオとはまったく違った欧州フォードらしいデザインで街中でも結構見かけました。しかし、セールス的には少なかったはずで、4代目となる現行型は兄貴分のフォーカスと同様に日本には上陸していませんでした。

FORD_FIESTA

フィエスタは、2012年に72万台超を売り上げ、Bセグメント随一の台数を誇るなど世界で支持されているコンパクトカー。フォーカスも乗るとそのハンドリングの良さには毎回感心させられますが、欧州でそれだけ支持されているとなると、フォーカスよりも小さなボディサイズのフィエスタはかなり日本の道路事情にマッチしているはず。

「One Ford」戦略を掲げるフォードだけに、アメリカ、欧州フォードの区別なく、日本へいいクルマを持ってきて欲しい、つまり欧州フォードのベストセラーであるフィエスタの再上陸こそ欠かせないピースであるわけです。

2014年初頭に上陸する新型フィエスタには、3気筒の997ccというフォードで最も小さなエンジンである1.0Lの「EcoBoost」が搭載され、直噴と吸排気に独立可変バルブを備え、ターボにより低燃費でありながら100ps/17.3kg-mというBセグメントでは十分なスペックを実現。トランスミッションはDCTの6速「PowerShift」が組み合わされます。

2012年、13年の2年連続で「International Engine Of The Year」を獲得するなど、高い評価を得ています。

2014 Fiesta

デザインは、「動的な」を意味する「キネティックデザイン」をさらに進化させたテーマである「One Global Design Language」を掲げ、クロームバーが配された一体型の台形グリル、シャープなプレスラインにより、ダイナミックなデザインに仕上がっているようですから日本上陸が楽しみです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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