期待の新人スバル・レヴォーグを始め、2014年注目の日本車

今年開催された第43回東京モーターショーは、来場者数も前回より増えて大いに盛り上がりました。名古屋・大阪モーターショーも大盛況で、クルマ離れからの脱却を強く感じます。「2014年新型国産車のすべて」でも、「東京モーターショーから占う2014年」という特集を組んで、4つのトピックスから期待の新人達を紹介しています。

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■トピックス① 【スバルの挑戦】

トップバッターには、期待の大型新人スバルレヴォーグが取り上げられています。国内ツーリングワゴン市場が閉塞状態にある中、スバル吉永社長が「レヴォーグは、日本のツーリングワゴンとして開発した!」と宣言したのが強く印象に残っています。レヴォーグは、全車水平対向直噴ターボエンジンと4WD、CVTのパワートレーンを採用。特にNA2.5Lに匹敵するという新開発の1.6Lダウンサイジングターボが、実際にどのような走りとエコ性能を示すのか大いに楽しみです。

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■トピックス② 【軽自動車百花繚乱】

軽自動車市場では、三菱/日産のekスペース/デイズルークスが、軽ミニバン市場に参入すれば、スズキの軽クロスオーバーSUVのハスラーが、全く新しいジャンルを開拓。そしてダイハツからは、着せ替え自在の軽オープン・コペンが登場するというのですから、まさしく百花繚乱状態! 増税のアゲンストを吹き飛ばす勢いを感じます。

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■トピックス③ 【ミニバン戦線への一石】
■トピックス④ 【プレミアムの新提案】

ミニバン市場では、遂にトヨタが次期ノア/ボクシーに、プリウスのハイブリッドシステムを搭載。ミニバンの弱点である燃費を、どれだけ改善してくるのか注目したいと思います。プレミアム市場では、レクサスRCが妖艶なエレガントクーペとして、また日産ティアナが気品溢れるグローバル戦略車として、デビューする予定です。

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どのトピックスも気になるところですが、やはり一番の注目はスバルレヴォーグでしょう。先日も、スペックや価格、受注受付や発売日等が公表されましたから、ぜひチェックしてみてください。

(拓波幸としひろ)