2014年は輸入車、軽、ハイブリッドが拡大!

2014年、明けましておめでとうございます。

クリッカーは本年もわかりやすく読みやすいニュースを配信していきますので、なにとぞよろしくお願いいたします。

2013年はクリッカーにとってもいろんな意味で飛躍できた年でした。これも読者の皆さんのおかげです。ありがとうございました。

個人的にはそんな2013年の年末に大瀧詠一さんの訃報が入ってきたことがショックでした。大瀧さんの曲に組み合わされた松本隆さんの詩の中にはクルマがよく登場し、ドライブで聞くには最高の歌でした。とても残念ですがご冥福をお祈りいたします。

さて、2014年は、以下の3つが大きな潮流となりそうです。

●その1 輸入車の拡大

golf variant

ゴルフをはじめとする輸入車のさらなる日本マーケットでさらに拡大するでしょう。ゴルフバリアント(ステーションワゴン)などは乗るとそのよさがハッキリわかります。新型Cクラスも登場し、輸入車が贅沢品として、とかブランド品としてではなく、自動車という高い買い物をするんだからホントにいいものとして選ばれるようになっていくと思われます。

 

●その2 軽自動車の多様化

hutsler

年末に発表されたスズキ・ハスラーは、新しいスペシャリティカーだと言います。スペシャリティカーとは、日本がまだクルマが憧れの商品で、買うとしてもフツウに家族が乗れるセダン、という時代から少しだけ豊かになった証として、実用だけではないなにかをもったクルマでした。当時はそれがスポーツに代表された訳ですが、一時期のRVブームも同じような感覚でしょう。それが今回は軽自動車のカテゴリー内で広がっていくでしょう。

 

●その3 ハイブリッドの更なる展開

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日本の一番売れるマーケットであるミドルサイズのミニバン、ノア/ヴォクシーについにハイブリッドが登場します。アクセラもマツダ初のハイブリッドとして発売されますし、日本のお家芸と言えるハイブリッドは、さらに多様化、多品種化していくでしょう。欧州を中心としたダウンサイジングはターボを武器としていますが、日本のハイブリッドはその代わりにモーターとエネルギー回生で対抗していくとも考えられます。

 

さて、新春と言えば、すぐにおとずれるのが東京オートサロンです。

今年もクリッカーはブース出展いたします。

主な出展は市販型シャア専用オーリス、フォレスターライブ、X-Kart、モバイルフィット、ポストホビーなどの展示を行います。

1月10日(特別公開日)、11〜12日(一般公開日)の予定です。幕張メッセでの開催です。

TAS2014

http://www.tokyoautosalon.jp/

お越し下さい。お待ちしております。

(小林和久)

 

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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