第43回東京モーターショーでは、普通車だけでなく次世代の軽自動車も数多く出展されます。コンパクトで低燃費ながら、動力性能はリッターカーに迫る最新の軽自動車も是非チェックしておきたいところ。
今回はそんな最新の軽自動車に先進のテクノロジーや時代を先取りしたデザインを取り入れた注目の次世代軽自動車TOP5をご紹介します。
■スズキ HUSTLER(ハスラー)
軽自動車にクロスオーバースタイルを取り入れたモデルがスズキ ハスラー。SUVテイストをふんだんに盛り込み、愛らしい丸いライトが特徴のカジュアルな軽自動車です。これまで背高スタイルのハイトワゴンが多くを占める軽自動車の中で、アクティブにアウトドアを楽しめるSUVスタイルでありながら、リヤドアを設けることで本格クロスカントリータイプのモデルよ気軽に扱えるモデルとして、注目の1台です。
■三菱 ek スペース
すでに先行予約のスタートしている日産 デイズ ルークスの兄弟車にあたるのが三菱 ekスペース。ほぼ市販仕様となりそうな完成度の参考出品車です。兄弟車とはいえ、日産 デイズ ルークスとはフロントマスクが異なり、特にek スペースカスタムはデリカD:5譲りの迫力あるフロントグリルが特徴です。日産もデイズ ルークスを出展予定となっているので、是非2台の違いを会場でチェックしておきたいですね。
■ダイハツ FC 凸 DECK( エフシー デコ デッキ)
ダイハツから出展される次世代軽自動車のなかで、ひと際異彩を放つFC凸デッキ。近未来の大型トラクターをそのまま軽自動車サイズにしたようなエクステリアは、次世代の軽トラックを示唆するものなのか、気になるデザインです。先進的なのはその外見にとどまらず、床下に貴金属フリー液体燃料電池を搭載することで、スペースの限られた軽自動車でもゼロエミッションを実現しています。
■ダイハツ KOPEN future included Rmz(ダイハツ コペン フューチャーインクルーデット アール・エムゼット)
ダイハツから出展される次世代軽自動車で最も注目されているのが、KOPEN future included Rmz。惜しまれつつも生産が終了してしまったコペンが、コンセプトカーとして復活。軽オープンスポーツの愉しさと、外販を自由に着せ替えることのできる新発想が見事に融合した画期的なモデルです。インテリアも上質な趣で是非とも市販化を熱望したい1台といえそうです。
■ホンダ S660 CONCEPT
ホンダからは、軽ミッドシップオープンの名車、ビートの再来を思わせるS660コンセプトを世界初公開。ダイハツ KOPENと共に平成のABCトリオ(Aはいませんが・・・)の復活を思わせる楽しみな1台です。エクステリアはショーモデルらしいデザインですが、各部をリファインすればすぐにでも市販化されそうな現実的なスタイルは必見です。インテリアも運転席と助手席でカラーの異なるシートを採用するなど遊び心も満点です。S660 CONCEPTも市販化に期待したい1台といえるのではないでしょうか?
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(井元 貴幸)