F1ドライバーの「夜の生活」が明らかに!

F1日本GPが開催されております。

F1といえば、庶民とはかけ離れた部分が多く世界中のセレブが集まり、セレブが集まるってことはお金や高級車や美女が集まるんだろう、ってのが私の勝手な想像です。

RUSH

ついでに想像すると、F1のトップドライバーともなると、サッカー選手や野球選手が女子アナとヨロシクやる以上に世界中で毎戦ブイブイいわせてるんだろうな、とそんな下世話なやっかみが脳内サーキットをグルグル周回します。

といったことはオトコだったら私に限らず誰でも考えるようで、2014年2月公開の映画ラッシュの記者会見で、ある男性がみんなを代表して、映画の主人公のモデルとなったかつての超一流F1ドライバーであるニキ・ラウダさんに質問しました。

「映画中では大人の(お遊びしている)シーンがかなりありますが、ライバルのジェームス・ハントさん(というか貴男方)はそんなにスゴかったんでしょうか?」

これに対してニキ・ラウダさんの答えはこちらです。

 

RUSH Niki Lauda_7

ははーん、やっぱり運転がうまいオトコは夜の運転もうまいっていうのは本当だったのかも知れません。でも、ライバルだけでなく、自分も相当だった部分をさり気なく残しているあたり、さすがです。

「ただし、70年代は」と区切っているのも、現在のドライバーに気を遣っているのでしょう。ダンディですな。

さっそくドライビングレッスンにでも通いますかね。

 映画は、1976年のF1チャンピオンシップ。ニュルブルクリンクでの大アクシデントで、ニキ・ラウダさんが大怪我を負い、ライバルであるジェームス・ハントさんとのチャンピオン争いの行方がどうなるのか、そして、ラウダさんは奇跡的に1月半で戦線復帰というレース史上でも稀に見る歴史に残ったストーリーを題材としています。F1ファンでなくとも気になる映画ですね。

ニキ・ラウダ Niki LaudaRUSH Niki Lauda_5経歴
1949年オーストリア生まれ。1971年第8戦オーストリアGPでF1デビュー。その後、BRMを経て、1974年にフェラーリ入り。移籍した翌年1975年にワールドチャンピオンとなり、チームの一時代を築く。1976年のドイツGPでクラッシュ事故を起こし、瀕死の重傷を負うもわずか1か月余りで復帰。ジェームズ・ハントと熾烈な優勝争いを演じた。1979年に一度引退し、ラウダ航空の経営に専念するが、1981年に現役復帰。1985年に現役を引退。現在はF1チーム、メルセデスAMGの非常勤会長。
F1通算成績、170戦出走、優勝25回、1975、1977、1984年ワールドチャンピオン。

 

『ラッシュ プライドと友情』RUSH●STORY
キャラクターも正反対、全くタイプの違う走りをする二人は、常に比べられ、何かと衝突をしてきた。そんな2人がトップを争った1976年。トップを走っていたラウダはニュルブルクのレースで激しいクラッシュに見舞われ、絶望的な怪我を負う。再起不能、と思われていたラウダは、わずか6週間後、衝撃的な姿で再びサーキットに上がる。
シリーズ最終決戦の舞台は日本の富士スピードウェイ ―― 彼らはライバル以上のつながりを感じながらアクセルを踏みこむ――。

■原題:「RUSH」
■監督:ロン・ハワード(『アポロ13』『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』)
■脚本:ピーター・モーガン(『クイーン』『ブーリン家の姉妹』『フロスト×ニクソン』)
■出演:クリス・ヘムズワース(『アベンジャーズ』)、ダニエル・ブリュール(『イングロリアス・バスターズ』)、オリヴィア・ワイルド(『トロン:レガシー』)、アレクサンドラ・マリア・ララ(『愛を読むひと』)
■配給:ギャガ

コピーライト:C)2013 RUSH FILMS LIMITED/EGOLITOSSELL FILM AND ACTION IMAGE.ALL RIGHTS RESERVED.
公式HP:http://rush.gaga.ne.jp/
2014年2月TOHOシネマズ 日劇他全国ロードショー!!

少し長いですが、記者会見のすべてはこちら

 

 (小林和久)

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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