スマホ感覚のモーションコントロールを採用したSDメモリーナビのストラーダ「Rシリーズ」に、据え置き型ナビとしては初の「準天頂衛星みちびき」、ITSスポットサービスやヘッドアップディスプレイ(HUD)に対応する「CN-R300D(180mmコンソール用)」、「CN-R300WD(200mmワイドコンソール用)」が加わりました。
「準天頂衛星みちびき」は、PNDではガーミン社がいち早く対応し、最近ではパナソニックの「ゴリラ」シリーズも対応しています。
現在のカーナビは、GPSをはじめジャイロや車速パルスなどのセンサーが自車位置を測位していますが、「準天頂衛星みちびき」の電波も利用することでより正確な自車位置表示が可能になり、GPSを受信しにくい山間部やビル街でもこの電波なら受信しやすいのがメリット。
「Rシリーズ」の特徴であるスマホ感覚のモーションコントロールも搭載されており、「ピンチイン/ピンチアウト」で地図の拡大・縮尺や、「タップとタッチ」で表示を変更するなど多少慣れは必要ですが、新しい操作性を提案しています。
ほかにも地図の文字フォントを変更して視認性を向上させるなど、実用性を向上させているのも朗報。また、ITSスポットサービス(DSRC)にも対応し、広域の高速道路交通情報を使ったルート探索や渋滞末尾情報などをイラストや画像などでも確認できます。
さらに、HUDの「フロントインフォディスプレイ」にはオプションで対応し、視線移動を抑制するなど、モーションコントロールとともに安全性を向上。
また、スマホ連携機能も強化され、専用ランチャーアプリ「Drive P@ss」をインストールすることで、ニュースの閲覧、音楽や動画再生などスマートフォンのエンタテインメント機能を車内で楽しむことができます。
価格はオープンですが、店頭予想価格は「CN-R300D(180mmコンソール用)」、「CN-R300WD(200mmワイドコンソール用)」ともに10万円前後です。
(塚田勝弘)