鈴鹿サーキットと言えばF1? 8耐? それだけじゃない、プールと遊園地でしょ!

鈴鹿サーキットと言えば、日本を代表する国際的なサーキット。F1も開催されるし、国内オートバイレースの最高峰というか、日本のバイク最大のお祭りと言える8耐を思い浮かべる人が多いんじゃないでしょうか。

鈴鹿サーキット遊園地

と言えるのは、クリッカーが自動車ニュースサイトだからで、どちらかと言えば地元では遊園地のほうが先に頭に浮かんでくるようです。事実、最寄り駅でタクシーに乗って「鈴鹿サーキットへお願いします」というと、遊園地のほうだと思われることが多いようです。

それくらい、地元の人に愛され、親しまれている施設なのでしょう。歴史的にも鈴鹿サーキットがレース場としてオープンした1962年の翌年には遊園地としての営業が始まっています。

サーキットと遊園地が一体となった鈴鹿サーキットですから、遊園地といっても普通の絶叫マシンとお化け屋敷があるものとは違っています。基本的には運転の楽しみを体験することをテーマにしています。

なので、クルマやバイクの乗り物などが満載です。

鈴鹿サーキットらしくいわゆるレーシングカーもありますが、小さなお子さんでも楽しめる鈴鹿サーキットの国際コースレイアウトをほぼそのままに縮小したコースを走る「プッチグランプリ」や、3歳から自分で運転できる電動バイク「キッズバイク」、キッズバイクのライセンス(免許証)取得後の次のステップアップとしての「ツーリングバイク」など特にオススメです。

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この電動バイク、そこを走る路面、オブジェなどはすべて鈴鹿サーキットのオリジナルで、転んでも、衝突しても怪我をしないように柔らかい素材で作ってあります。この辺のこだわりは、鈴鹿サーキットならでは。他のサーキットでは真似できません。

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 さらに、夏場は乗り物だけでなく、もっともっと楽しめます。

■みんなの冒険プール「アクア・アドベンチャー」 【7月6日(土)~9月1日(日)、9月7日(土)8日(日)】

日本初となる「波のプール」と「アスレチック」を組み合わせたプール『アドベンチャーウェーブ』が新登場。波打つプールの上でアスレチックを攻略し「できた!」を体感できるエリアが加わり、プールを家族みんなで楽しめます。
プールはその他にも、隣の仲間と競い合える「バトルライド」と、2人で一緒に乗って、スリルも味わえる「チューブライド」の2種類のスライダー『アドベンチャースライダー』 。中央には、アドベンチャーアイランドがあってゆっくり流れる流水プール『アドベンチャーリバー&アドベンチャーアイランド』。自然の地形“山・川・滝”を生かしたさまざまな水遊びアイテムがあるメインプール『アドベンチャープール』。水深30cmのプール、すべり台や水鉄砲などの仕掛で遊べる『キッズプール&ファンファンパイレーツ』 。水深30cmとのキッズ流水プールと水深15cmのベビープールがある『アクア・アドベンチャーベイビー』。
大人から小さな子供までこれだけあれば1日遊んでも遊びきれませんね。

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■バットのびしょぬれ夏休み! 【7月6日(土)~9月1日(日)】 

鈴鹿サーキットのキャラクターの1人である夏男「バット隊長」率いる「バット
探検隊」の一員となって、アドベンチャーエリアを制覇するための訓練と団結式に挑む参加型イベント。「バット探検隊びしょぬれ団結式」を中心に、鈴鹿サーキット内のいたるところで、家族や仲間と一緒に「できた!が、いっぱい。」を体験できるびしょぬれイベントです。

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■コチラレーシング パワー花火!【8月10日(土)~15日(木)、24日(土)】

掛け声や手拍子が合図になって打ち上がる、参加型打ち上げ花火。各日3,000発の花火が目の前で打ち上がります。入園料のみでご覧になれます。

 

レストランやフードコートでは夏限定のメニューやスイーツもあり、1年を通して楽しめる鈴鹿サーキットですが、夏は特にオススメです。レース観戦を兼ねてでも、遊園地単独でもお楽しみ下さい!

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(小林和久)

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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