日産NV200がGMシボレー・バージョンとなって登場!

ニューヨークの名物ともいえるタクシー「イエローキャブ」の次期モデルとしても認定されている日産NV200が、北米市場において別名を得ることがわかりました。

なんと、ゼネラル・モーターズにOEM供給。「シボレー・シティエキスプレス」として2014年秋から発売されるというのです。

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シボレーは「フリートユーザーの求める小型商用バンを用意することのできる、今回の決定はユーザーの利益になる」といっていますが、発表された写真によるとフロントマスクの変更で、シボレーのクルマといった雰囲気に変身しています。

インテリアにもボウタイ・エンブレムが配され、しっかりとシボレーらしさを主張しています。

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ラゲッジへのアクセスは左右のスライドドアと、観音開きのテールゲート。日本のフリートユーザーにも好評という、助手席シートバックテーブルは、北米仕様でも健在なのが確認できます。

将来的には、日産が計画している電気自動車バージョンのNV200もシボレーにOEM供給される可能性はあるのかどうかも気になる一台です。

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(山本晋也)

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山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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