北米のイエローキャブ認定されたNV200改めて見てみるとおかしな点が……

東京モーターショーで次期キャラバンと思われるNV350がデビューしたので関連で日産のNV200バネットのことをちょっと思い出したんですよ。

「そういえばニューヨーク市のイエローキャブベース車にNV200が認定されたよな~」と思って、リリース発表時の写真を見直してあらビックリ。

まず、日本で発売しているNV200を見てください。


続いて、2013年末から順次導入予定だというイエローキャブ仕様を見てくださいませ。


……どうです、違いに気づきました? 実はこのイエローキャブ仕様、CGなんですね。まあ、まだ現物がないのでカラーをイエローにしたものを提示しただけって思うじゃないですか? ただ、よーく見てください。

そう、このイエローキャブ仕様ってBピラー部分でストレッチされたロング版なんです。

つまり、大柄な人も多いニューヨーク市でタクシーに求められる需要を満たすためにわざわざストレッチ版を作る、ってことなんでしょうね、たぶん。

ただ解せないのは、実はすでに北米では日本と同じ標準サイズのNV200のタクシー版がすでに運用されているってことなんです。つうことはニューヨーク以外では室内空間に不満は出てないってこと? それとも我慢して乗ってるのかな?

(ウナミ哲也asウナ丼)

 

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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