いまや携帯電話といえばスマートフォンと認識されるくらい一般的になりました。
自動車ユーザーにとっても車内で音楽を再生したりナビアプリを利用できるなど、なにかと便利なのがスマートフォンです。
当然ながら、携帯電話各社はスマートフォンの販売に力をいれています。
そんななかドコモが12月に発売するサムスン電子のスマートフォン“GALAXY S Ⅲ α SC-03E”を発売前に実際使ってみました。
“GALAXY S Ⅲ α SC-03E”は約4.8型有機EL HD SUPER AMOLED (解像度 1280×720)の画面を採用しています。
iPhone5の画面は4インチのため“GALAXY S Ⅲ α SC-03E”のサイズ(高さ137×幅約71×厚さ9.4mm)はひとまわり大きいのですが、持った感じではその差をあまり感じません。
逆に記者(男)的には、“GALAXY S Ⅲ α SC-03E”のサイズくらいのほうがiPhone5より持ちやすかったくらいです。
女性にも持ってもらいましたが、サイズに関して片手で操作ができないものの、画面が大きいことを考えると問題ないとのことでした。
ちなみにiPhone5(高さ123.8×幅58.6×厚さ7.6mm)と比較すると、これくらいの違いです。
本体のサイズが大きすぎず重くない(というより139gで軽いと感じる!)“GALAXY S Ⅲ α SC-03E”にとって画面が大きいことはメリットでしかありません。
“GALAXY S Ⅲ α SC-03E”でクリッカーを見てみましょう。
通常のPCバージョンで開いてみましたが、画面サイズが大きいためこちらでも問題なく見ることができました。
記事中の動画を再生しましたがかなり快適です。
これは画面が大きいだけでなく、OSを最新のAndroid4.1に変更したとともにCPUもデュアルコアからクアッドコアに引き上げたことが効いているようです。
画面サイズ以外でスマートフォンを選ぶ際、ユーザーにとって重視したいのは“サクサク”操作できるかどうか。
操作がもっさりしすぎて所有していることが嫌になりドコモのスマートフォンからiPhoneに乗り換えた私もそのうちのひとりです。
今回“GALAXY S Ⅲ α SC-03E”でwebや動画、メールを中心に試してみた限り、“普通”(←これが重要!)に操作でき、もっさりした動きでイライラすることはありませんでした。
“GALAXY S Ⅲ α SC-03E”はドコモのXi(クロッシィ/高速通信サービスLTE)に対応していることで自動車ユーザーが気になる地図やナビアプリについても期待できそうですが、残念なことに今回は試すことができませんでした。
また20枚連写が可能なカメラや現在、iPhoneでは不可能であるワンセグ放送やおサイフケータイに対応していることなど、国内市場でうけそうな要素が数多く搭載されている“GALAXY S Ⅲ α SC-03E”はこの冬、注目したいスマートフォンです。
「SAMSUNG mobile 総合サイト(PC・携帯)」
(クリッカー編集部)