え? コンパクトカーでゴルフへ??? けれど女子ウケも存在感も抜群の個性派『シボレー・ソニック』【clicccarゴルフ部】

ゴルファーのためのクルマ選び第3弾! 今回は「シボレー・ソニック」にスポットを当ててみました。これまでピックアップしてきた「レガシィ」や「エクシーガ」は、キャディバッグ掲載能力や人員輸送能力に優れたまさしくゴルファーのための利便性満点のクルマでしたが、今回は、そういった利便性だけではない物差しで測れるクルマをチョイスしてみました。こう見えてもアメ車ですよ! アメ車!!

ちなみに写真のモデルは、今回もゴルフ専門月刊誌『ゴルフトゥデイ』のイメージガールユニット「ゴルフトゥデイ・バーディ’s」の杉澤友香ちゃん(左)とサブちゃん(右)です。

1)個性豊かなフロントマスク

このフロントマスクの迫力こそが、ソニックの真骨頂。「ワイルドコンパクト」のキャッチコピーそのままに、ここ最近のクルマの中では、かなり存在感のあるマスクとなっています。アメ車っぽいですよね。ちょっと前までなら、こんなちょっと悪そうな強面のクルマは「ゴルフ場には似つかわしくない!」と思われていたようですが、最近のゴルフ界は、若い人たちの参入が増え、ゴルフ場のプレーフィもリーズナブルになったところも多く、以前よりも遥かに手軽に楽しめるレジャーになっているので、こんな個性的なクルマも十分にアリ! って感じです。セダンなど大きなクルマに全く見劣りしないアイデンティティを持つソニックは、ファッションでもカジュアルに個性を大事にしたい若いゴルファーにぴったりのクルマではないでしょうか


※「ヘッドライトの赤いリングはサンプルパーツなので
現在販売はしていません」

2)インパネも個性的

メーターは、デジタルのスピードメーターとアナログのタコメーターを組み合わせた視認性と感性を両立したオリジナリティあふれるデザインです。シャープなデザインなステアリングホイールやホールド性のいいシートと相まって、走りの楽しさを増幅させてくれます。外観だけではなく、搭乗している時にも、ソニックならではの個性を感じさせる部分がしっかりとあるのがクルマに対する愛着を湧かせてくれますよね。今回試乗したフレイムレッドのボディカラーに合わせて装着された赤いインテリアパネル(オプションアクセサリーですが)が映える室内は、女性にもピッタリという感じじゃありません!?

3)ロングドライブも無問題な室内スペース

全長4,050mm×全幅1,740mmと、車格的にはB〜Cセグメントに相当する大きさなので、4〜5名のフル乗車でキャディバッグもフルに積むことはやっぱり厳しいです。ですが、写真で分かる通り、6:4の分割可倒式のシートを倒せば、キャディバッグを3個積むことは可能です。その場合、リアシート片側は全く問題なく使えるので、3名+3キャディバッグでゴルフ場に行くことができます。足下のスペースも、リアシートも助手席も十分なニースペースがあるので、パッセンジャー側のゴルフ場までの長距離ドライブも快適です。バーディ’sの二人も、「このクルマなら全然アリ! 大きくないけど、ムダに大きなセダンの横に着いても、別に引け目なんて全然感じないし、そのクルマに乗っているのが、なんか不似合いな人だったら、このソニックに乗っている人のほうが信用できそう」と言っていました。

4)意外?! 走りの楽しさを発見!!

走りの部分を、テングダンディがインプレッション!

「乗りはじめの第一印象は『ちょーおもしろいじゃん!』。 アクセルのツキがいいんですよね。大人3人にゴルフバック3つでフル乗車なのにブッチで流れをリードする俊足ぶり。だいたいこの手のクルマは踏み出しのアクセルレスポンスを意図的に過敏にセッティングされてたりしますが、このソニックの走りの性能は全方位、高速道路でも追い越しレーンを“オラオラ走り”ぐらい余裕でこなしてしまう実力をもっているんです。『これで1.6リッター?』っていうのが正直な感想。エコテックって名前ついたエンジンですけど、走りのパフォーマンスは相当高いですよコレ。
それで、乗り心地の印象は『三菱コルト』。ダイムラークライスラーと共同で作ったやつね。なんかステアリング軸の剛性感がしっかりとしているような印象で、コルトに乗ったときに感じた“ベンツみたいな操作感”を思い出しましたね、コンパクトなくせに! アシも適度に締まっていてスポーティだけど決してゴツゴツしない。まるでドイツ車みたいなフィーリングなんですよ。コンパクトってロングドライブすると疲れちゃうけど、このソニックだったらぜんぜん苦にならないかも。あ〜ぁ おれだったらアラサーの独身女性にぜひ乗ってほしいな」 by テングダンディ

撮影場所:千葉県「鶴舞カントリー倶楽部」
http://www.tsurumaicc.com/