スズキ・アルトのOEMモデル、マツダ・キャロルにガソリンエンジン車としてトップとなる燃費性能30.2km/Lを達成した新グレード「キャロルエコ」が追加されました。
すでにスズキ・アルトエコというモデルにおいて30.2km/Lという燃費性能を実現していますが、「キャロル エコ」は、そのマツダバージョンといえる存在。
アルトエコ同様に、新世代エンジンの搭載やCVTの改良、さらに9km/h以下で作動するアイドリングストップ機構を備えたことが、この燃費性能につながったとのこと。
外観では、軽量ホイールキャップや軽さと空力にこだわった専用フロントバンパー、専用色の「リーフホワイト」が識別点。リヤコンビランプやハイマウントストップランプはLEDとされるなど省電力化も考慮されています。
見えない部分でも、燃料ポンプシステムの省電力化やサスペンションパーツ、ドライブシャフトの軽量化など燃費性能ナンバーワンを目指して細部まで妥協なく煮詰められているとのこと。
グレードは「ECO-L」、「ECO-S」のふたつ、いずれも前輪駆動でミッションはCVTのみ。メーカー希望小売価格はECO-Lが905,500円、ECO-Sが1005,500円と、OEM元といえるアルトエコに対して10,500円高となっています。なお、エコカー減税の免税対象車になるということです。
(山本晋也)