トヨタ自動車が創立75周年を記念して、1937年からのモータリゼーションの変遷を振り返る特別企画展「TOYOTA 75」を愛知県長久手市のトヨタ博物館で開催しています。
懐かしい歴代のトヨタ車50台と、大人も子供も楽しめる1/5スケールのリアルなデザイン・モックアップ50台が展示されており、会場は平日も老若男女で賑わっています。3F展示スペースは今回の企画展に合わせて車両レイアウトを大幅に変更するなど、かなりの力の入れよう。
という訳で筆者Avantiも早速チェックして来ました。館内には1955年に誕生した初代クラウンをはじめ、歴代モデルが勢揃いしており、一台一台走っていた当時を思い出しながら見ているうちに思わず時間の経つのも忘れてしまいそう。
特に1/5スケールのモックアップはトヨタのデザイン部による手作り品で、そのリアルさには驚かされます。写真に撮るとまるで本物のよう。
実車についてもパブリカからカローラ、コロナ、セリカ、ソアラ、トヨタ・スポーツ800、トヨタ2000GT、86、果てはLFAまで展示されています。
館内では「あっコレコレ、俺が乗ってたヤツ !」と指を挿して懐かしがる姿があちこちでみられます。そう言う自身もかつてリアルタイムで乗っていたソアラの前で思わず足を止めました。
トヨタは「今回の過去最大規模となる展示を通じて、トヨタのモノづくりを俯瞰する機会にして欲しい」と言います。他にも初出展となるトヨタの主要700車種の「車両系統図」や当時の新車開発エピソード、生産技術の工夫なども併せて展示中。
なにしろ展示量が半端無いのでざっくり見るにしても2時間位はみておいた方が良いかもしれません。ちなみに今回の企画展は博物館本館3Fで開催されていますが、2Fにも往年の世界の名車がズラリ。こちらもお腹いっぱいになるほど見応えが有ります。
企画展の開催期間は10月20日(土)~2013年4月14日(日)まで。興味の有る方は週末にでもお出かけになってみては如何でしょうか。
■トヨタ博物館公式HP http://www.toyota.co.jp/Museum/
■トヨタ自動車75年史 車両系統図
■取材協力 トヨタ博物館 企画・広報グループ
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