トヨタTS030ハイブリッドが富士6時間レースで予選トップ!

10月13日、富士スピードウェイで世界耐久選手権(WEC)第7戦「富士6時間レース」の公式予選が行なわれました。
ル・マン24時間レースに参加するマシンで争われるWEC。その頂点であるLMP1クラスでは、トヨタTS030ハイブリッドをドライブする中嶋一貴選手選手が1分27秒499の最速タイムをたたき出してポールポジションを獲得。ライバルであるアウディとのタイム差は0.140秒と僅差ですが、トヨタとしてはWECで2度目のポールポジションとなります。

中嶋一貴選手は「富士スピードウェイでポールポジションが獲得出来、本当に幸せだ。この結果は私にとってもチームにとっても大きな意味を持つ。セッション終了時のTS030 HYBRIDのピットの反応は、日本のそれもトヨタのホームサーキットということで期待も大きかっただけに、本当に凄かった。午前中のセッションで好感触だったのでポールポジション獲得の予感はあった。予選開始時に遅い先行車に引っかかったが、何とかクリアラップを取ることが出来た。この結果には満足だが、今日はまだ土曜日。明日の決勝レースは何が起こるか分からない。富士スピードウェイは最終セクターでの混雑が予想されるコースだけに、レースでは油断は禁物だ。なので、慎重にミスを起こさないように、それでいて勝利を目指して果敢に戦いたい(プレスリリースより)」と明日への意気込みを語っています。

中嶋一貴選手はアレックス・ブルツ選手とニコラス・ピエール選手とともに10月14日の決勝レースで優勝を目指すことになります。

注目の決勝レーススタートは11時から。今から決勝レースが楽しみですね。

(松沼 猛)

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ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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