iPhone5とカーナビの連携はどうなる?

iPhone5や第5世代のiPod touch、第7世代のiPod nanoを手に入れた方もいると思いますが、ご存じのとおりDockコネクターが30ピンから8ピンに小さくなりました。

iPhone5で使えるアプリは続々登場していますが、カーナビやカーオーディオでの有線接続には制約があります

先日行われた「CEATEC JAPAN」で、カーナビメーカーや地図アプリ関連会社などにリサーチしましたが、iPhone5とカーナビなどの動作確認はもちろん終えているが、有線(ケーブル)を使った対応は検討中とのこと。

iPhone5などの新しいApple製品は、従来のDockコネクター対応ケーブルでカーナビなどのカー用品に接続している場合は物理的に接続できず、変換アダプターで接続する手が思い浮かびます。しかし、新しいDockコネクターはすべてデジタル信号で出力されるようになったため、変換アダプターを使ってもビデオ出力には対応しないとのこと。つまり、アナログ音声による楽曲再生は可能ですが、動画は楽しめないそうです。また、iPhone5がデジタル信号による出力に変わったため、カーナビなどの対応にも時間がかかるとのこと。

カーナビがBluetooth対応であれば、iPhone5などとBluetooth接続すれば楽曲再生は楽しめます

なお、カーナビやオーディオ側では操作できず、iPodを直接操作するタイプであれば接続はできます。

現状、音声だけであればBluetoothを使って対応カーナビやカーオーディオに無線接続して楽曲再生を楽しめますが、この方法だと動画には対応できません。iPhone5とカーナビを接続して動画を楽しむにはもう少し時間がかかるようです。
(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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