スマートフォン感覚で操作できるクラリオン製ナビ「NX702」

HDDナビよりも安価な価格設定ができるSDメモリーナビが据え置き型ナビの主流になっています。クラリオンが11月上旬に発売する「NX720」も8GBのmicro SDを搭載した「SD AVライトナビゲーション」です。

ワイド7V型VGAモニターを搭載、フリック・オペレーションによるスムーズな操作性を実現しています

最大の特徴は、スマートフォンに近いフリック・オペレーションの採用と充実のAV機能。フルセグチューナーを内蔵し、地デジ視聴をはじめ、PCで視聴している音楽・動画ファイルをUSBメモリーやSDメモリーカードに録音することでナビでも楽しめます。もちろん、iPod/iPhoneとの接続も可能で、アルバムアートワーク(ジャケット写真)にも対応。第5世代のiPhone5やiPod touchへの対応は検討中とのこと。さらに、Bluetooth対応音楽再生やハンズフリーもでき、AVメニュー画面は日本語と英語表示に対応しています。

価格はオープンですが、店頭予想価格は6万円前後とPNDの上位モデルに少し上乗せすれば手に入る価格も魅力です

ナビでは、走行速度から渋滞中と感知して近くに抜け道がある場合は「ぬけみち」ボタンが点滅し、ボタンを押すと渋滞回避ルートを案内する便利な機能を用意(47都道府県主要部)。上位機種でも搭載している「マップルナビ4」は、ガイドブック感覚で使えるだけでなく、出かける相手に合わせたおすすめスポットが分かる「誰と行く?」検索や目的地付近の旬のスポットが分かる「今が旬!」検索など、ユニークな機能も搭載しています。
(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる