日本自動車輸入組合によると、9月の輸入車販売台数は35,841台(+5.5%)で、うち日本車を除く外国メーカー車は26,658台(+1.7%)でした。 ※( )内は前年同期比
乗用車の9月販売台数については26,510台(+1.8%)で1月からの累計では177,221台(+18.7%)と昨年比で増加傾向を示しています。
ブランド別に2000年からの販売台数推移を「見える化」したのが下のグラフで、各社共にリーマンショック以降、販売が回復傾向を示しています。
震災が発生した2011年に製造困難で販売を落とした日本車とは対象的に輸入車が販売台数を伸ばしていることがわかります。トップを走っているのは相変わらずVWで、メルセデス・ベンツとBMWがそれを追う構図に変わりは有りません。
一方、9月単独で見た場合は状況が異なり、メルセデス・ベンツ(5,299台)がVW(5,051台)やBMW(5,030台)を抑えて首位に返り咲いています。
同社によると、4月に発売した新型Bクラスや7、8月に投入した新型GLK、M、Gクラスが販売台数を牽引したとしています。
また本年1-9月における各社グループ単位での市場シェアについては円グラフ勢力図のように、VW+Audi(34%)、BMW+MINI(24%)、Benz(17%)、Volvo(6%)の順となっています。
以上が本年9月時点の輸入車販売状況となります。9月度の販売台数で首位となったメルセデス・ベンツが年末にかけてどこまで台数を伸ばすのかが注目されます。
■日本自動車輸入組合 http://www.jaia-jp.org/
■メルセデス・ベンツ日本 公式HP http://www.mercedes-benz.co.jp/
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