マツダ・アテンザ予約開始。ガソリンは250万円~、ディーゼルは290万円~

走行性能をレベルアップさせるマツダの技術「SKYACTIV」、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」などを採用した、最新のマツダ・フラッグシップとなる『アテンザ』。

すでに海外モーターショーにおいてお披露目されてきましたが、ついに日本国内での発売時期は11月後半と決定。さらに10月6日からマツダディーラーにおいて予約受付が始まります。

ボディバリエーションは、セダンとワゴン。どちらも2.0リッターガソリン、2.5リッターガソリン、2.2リッターディーゼルターボという3つのパワーソースが用意され、共通の4グレード構成となっています。また価格もセダンとワゴンで共通となっているのはわかりやすいところ。

 そのグレードと価格は以下の4つ。

20S(ガソリン):250万円
25S L Package(ガソリン):300万円
XD(ディーゼル):290万円
XD L Package(ディーゼル):340万円

XD(クロスディー)と呼ばれるディーゼルのベーシックグレードのみ12万6000円高の302万6000円で6速MTが用意されているほかは、6速ATとの組み合わせのみ。駆動方式はFFの用意だけとなっています。

 

 インテリアも落ち着いたブラックとラグジュアリーなホワイトが用意されている模様。

 

  

パワーソースは前述のとおり3種類のエンジンと2種類の変速機ですが、マツダ独自のアイドリングストップシステムである「i-stop」、乗用車用として世界初のキャパシタを採用した減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」を搭載するなど、総合的に実用域での燃費性能を向上させているといいます。

 

 

まだ市販前ということで、目にする機会の少ないアテンザですが、10月6日から開催される「お台場学園祭2012」や「広島モーターフェスティバル2012」、また10月26日からの「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2012」において実車(プロトタイプ)展示を行なうということです。

(山本晋也)

 

 

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる