シトロエンのプレステージモデル「C5」がマイナーチェンジでデザイン変更

シトロエン「C」ブランドのプレステージカーである「C5」。
2008年5月にフルモデルチェンジ、 2011年2月に6速ATと1.6リッター・ツインスクロールターボエンジンを搭載するというマイナーチェンジを受け、進化してきたシトロエンのフラッグシップモデルが、新しいダブルシェブロンのシンボルマークをグリル中央に置くなどのフェイスリフトにより生まれ変わっています。

●NEW シトロエン C5 の主な変更点
1.  新ダブルシェブロンのシンボルマークを採用(フロントグリル/ホイールセンターキャップ/リアトランク/ステアリングホイール)
2.  新デザイン 17 インチアロイホイールをセダクション・グレードに採用
3.  新色「ブラン ガラン」(ダークブラウン)を追加

 

 

遠目にはわかりづらいかもしれませんが、並べてみれば、新しいダブルシェブロン(シトロエンのエンブレム)になっていることは一目瞭然。

 

 

国内のラインナップで唯一、シトロエン独自の油圧サスペンション「ハイドラクティブⅢプラス」を採用している点でも貴重な存在といえる「C5」。今回のフェイスリフトを受けても、そうした独自のメカニズムはそのまま、またセダンとステーションワゴンというラインナップも変わりません。

価格も据え置きとなっています。

希望小売価格はセダンのC5 セダクションが399万円、エクスクルーシブが449万円。

■C5セダクション主要諸元
全長:4795mm
全幅:1860mm
全高:1470mm
最高出力:115kW/6000rpm
最大トルク:240N.m/1400-3500rpm
 

ワゴンのC5ツアラーセダクションが419万円、ツアラーエクスクルーシブが469万円。

■C5ツアラーセダクション主要諸元
全長:4845mm
全幅:1860mm
全高:1490mm
最高出力:115kW/6000rpm
最大トルク:240N.m/1400-3500rpm

なお、いずれもハンドル位置は右となっています。
(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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