交通事故の被害者ゼロを目指して!

2012年6月12日、東京都内においてタカタ財団による「第3回助成研究報告会」が開催されました。

タカタとはクルマ好きの方ならご存じの通り、クルマのシートベルトなどを製造している会社です。創業者である故・高田重一郎氏が「交通事故の被害者ゼロ」の実現を目的に平成20年(2008年)に立ち上げたのがタカタ財団です。

交通事故は「人/クルマ/道路環境」の3要素がからみあって発生します。そこでタカタ財団は「人」にスポットを当てた研究をサポートしようというのです。具体的には毎年公募を行い、4~9件ほどの研究に助成(1件に対して100~500万円/年間)を行ってきました。

その助成の結果発表とでも呼べるのが今回の「助成研究報告会」です。今回は平成23年度の報告であり、研究の内容は以下のもの。

「判断・操作統合型運転行動モデルに基づく革新的運動行動支援の創出」
「個別適合型運転診断・支援サービスを搭載した常時記録型ドライブレコーダーの開発と公道実証実験(FOT)」
「事故自動通報システム(ACN)が起動するドクターヘリシステムによる交通事故死亡削減効果の研究」
「自転車の安全走行に関する研究」
「高齢ドライバー運転診断/リハビリシステムの開発」
「死傷事故低減に向けた高齢歩行者における行動特性の究明と対策について」
「交差点を横断する歩行者の安全支援に関する研究」
「ドライブレコーダーを用いた健常及び認知機能低下高齢者の日常的運転行動の測定と分析」

財団の評議員長である近森順氏による助成研究の位置づけ

高齢化問題や自転車の安全、ドライブレコーダーなど、注目の集まる問題がズラリ!交通事故を減らすためにいろいろな人が地道に研究しているんですね。会場には自動車メーカーの開発者や大学の研究者などがたくさん顔を並べていました。

研究の詳細は後日、財団のHPで公開されるので、自動車の安全技術に興味のある人はぜひチェックすると良いかと。

■公益財団法人 タカタ財団
http://www.takatafound.or.jp

(鈴木ケンイチ)

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