期待のトヨタ86の成績は?【D1GP2012 Rd.2 in 鈴鹿サーキット】

2012年のD1GPの大きな見どころのひとつはなんと言っても話題のFRスポーツ、トヨタ86による参戦です。

第一戦のお台場ラウンドでは織戸学、日比野哲也の2台しか出走できませんでしたが、第二戦の鈴鹿からは、いよいよ谷口信輝も86でやってきました。

86の現状での最大の問題点は「パワーが低い」「ベースエンジンのチューニング実績が無い」といったところでしょう。

この問題点を日比野号では、GT300にも参戦しているスバルのフラット4ターボのEJエンジンで、

織戸号ではレクサス用V8エンジンを搭載しているのに対し、

谷口号はノーマル86やBRZと同じベースのFAエンジンにスーパーチャージャーで戦います。

そして、本日の86勢だけでは、

5位 谷口信輝<14pt>
6位 織戸 学<13pt>
10位 日比野哲也<8pt>
(< >は第二戦での獲得ポイント) 

 という結果になりました。

本年度のシリーズでは、

7位 谷口信輝<19pt>
12位 織戸 学<13pt>
17位 日比野哲也<9pt>
(< >は年間トータルのポイント) 

 ただし、谷口選手は初戦は86で参戦してません。
今シーズン、まだもうひとりのスーパースターが途中から86に切り替えるというウワサもあります。
いずれにしても、今後も注目ですね。
 

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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