5つのポイントで、幼児2人同乗基準に適合した電動アシスト自転車「PAS Kiss mini」

電動アシスト自転車のトップメーカー、ヤマハ発動機は幼児2人同乗基準に適合、チャイルドシートを標準装備した小径の電動アシスト自転車「PAS Kiss mini(パス キッス ミニ)」を2012年6月29日より発売します。

「PAS Kiss mini」の、幼児2人同乗に合わせて作りこまれたポイントは次の5点です。

・乗り降りしやすい新設計の低重心オープンワイドタフフレーム

・安定感のある20型ファットタイヤ

 この2点により重心が低く足着き性に優れ、幼児の乗せ降ろしや取り回しも容易になっているそうです。

・成長に合わせてヘッドサポートとフットレストの調整が可能な「スーパーエンジェルシート」

さらに「スーパーエンジェルシート」はハンドルの回転軸上に重心があるので、幼児を乗せてもふらつきにくく安定した走りにつながるということです。

・男性にも似合うユニセックスな外観デザイン

フレームデザインやカラーは、男性にもマッチするようにユニセックスをイメージしているとのこと。フレームカラーは、グリッターピンク、マットオリーブ、オニキスブラック、クリスタルホワイトとなっています。

・幼児の安心を一番に考えた専用パーツ群

力を入れずにスタンドがかけやすい「らくらく幅広スタンド」、手元で簡単にハンドルの回転を半固定できる「テモトデロック」 、リヤキャリアにチャイルドシートを装着した時も安心感の高い「大型ドレスガード」、コントロールのしやすい「スマートコントロールブレーキ(前)」など、幼児の安心を一番に考えた装備が充実。また幼児を含む搭乗者の方を対象とした「親子安心傷害保険(購入から1年間有効)」も付いています。

もちろん電動アシスト自転車に期待する走行性能は、幼児を乗せた状態でもなめらかでパワフル。バッテリー残量を細かくデジタル表示する「デジタルメーター付きメインスイッチ」、寿命が700~900サイクルと長くて経済的な8.9Ahの“長生きバッテリー”、安心の製品保証期間など、従来から好評なPASシリーズの特徴は継承しているということです。

メーカー希望小売価格は13万7000円となっています。

■PAS Family Model | PAS Kiss mini(ヤマハ発動機)
http://www.yamaha-motor.jp/pas/children/kissmini/

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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