スーパーチャージャー搭載の予兆!? トヨタiQがマイナーチェンジで、1.3リッターのCVTにマニュアルモードを標準装備

世界的にも珍しいパッケージのプレミアムコンパクトカーであり、国産車としては最小の登録車である、トヨタiQがマイナーチェンジしました。

このマイナーチェンジでは、マニュアル感覚のシフトチェンジを楽しめる7速シーケンシャルシフトマチックを1.3リッターエンジンのCVT車に標準設定しているのが大きな変更点。インテリアでは、センタークラスターにピアノブラック塗装を施し、上質感を高めたとのこと。また、新グレードとして130G・Xパッケージ を設定しています。

メーカー希望小売価格は、1.0リッターの100X・2シーターの129万円から1.3リッターの130G・レザーパッケージの178万円までとなっています。このクラスとしては貴重な6速MTの130G MTも163万円~で、ラインナップにしっかり残っています。

この夏にはマイクロレーサーと呼ばれるGRMN iQ スーパーチャージャーが100台限定発売されるという情報も気になるところですが、まずはベースとなるiQのグレードアップを図ったということでしょうか。

■TOYOTA、iQを一部改良(トヨタ・ニュース)
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/12/05/nt12_019.html

■トヨタ iQ GRMN Supercharger(GAZOO Racing)
http://gazoo.com/GRMN/iq_supercharger/index.asp

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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