巷の情報ではスバル レガシィのマイナーチェンジが5月8日に迫っているようです。
クリッカーでも本件について度々触れて来ましたが、このマイチェン、フェイスリフトは勿論のこと、パワートレーンも変更になる規模とか。
基本的には今年のニューヨークショーや北京モーターショーに出展された2013モデル相当となりますが、興味深いのはズバリ、GTグレードに搭載される新エンジン。
水平対向2.5LターボのEJ25エンジンに代わって、トヨタ86/スバルBRZ用直噴2.0L NA仕様のFA20型をベースにツインスクロールターボ化したFA20 DIT型エンジンに換装される模様。
トルク、パワー共に現行の2.5Lターボエンジンを凌駕する300ps/40.8kg・mを発生するとか。
■GTグレード予想スペック
・FA20 DIT 最高出力:300ps/5600rpm、最大トルク:40.8kg・m/2000~4800rpm
・EJ25(現行) 最高出力:285ps/6000rpm、最大トルク:35.7kg・m/2000~5600rpm
ベースとなったエンジンがトヨタ86/スバルBRZ用のFA20型なので、言い換えればこの直噴NAエンジンはターボ化で300psもの高出力を絞り出すポテンシャルを秘めているという事に。
・・・で筆者、Avantiの妄想はココから始まります。
トヨタ86/スバルBRZではターボを搭載するだけのエンジンスペースが見込まれていないとされていますが、レクサスIS F用V8 5.0LエンジンにリプレイスしたD1仕様車が登場している事を考えればこのFA20 DITエンジンも工夫次第では搭載可能なのでは?と考えてしまう訳です。
たとえエンジンフードとの隙が確保できないとしても、IS Fのようにホットモデル専用意匠のエンジンフードを作ってしまうとか、その気になれば何とでもなりそう。
ボディはオープンモデル化を見込んで元々頑丈に設計されているようなので、重要なのはむしろ大パワー化に耐える駆動系の補強でしょう。
それに伴う重量増は避けられませんが、クルマ本来の走りの楽しさを再認識させてくれる素性の良い軽量な現行モデルをベースに、よりアグレッシブなモデルが選択肢に加われば、また新たなスポーツカーの世界が広がるというものです。
今回のレガシィ用「FA20 DIT」を「STI」 や「TRD」バージョンに搭載・・・妄想は尽きません。
次期ISや噂のアルテッツア、スープラ等も視野に入りそうなこの新エンジンですが、面白そうなのはやはり実現性が十分過ぎる「300psのトヨタ86/スバルBRZだぜぇ~、ワイルドだろ~?」
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