中国モーターショウで公開されている、レガシィ2013年モデルの中国仕様。
バンパー、フェンダー、サイドスポイラー、リヤバンパーを専用とし車高を約60mm上げたとされています。
確かにサイドスポイラーやリヤバンパーのメッキ装飾などは北米仕様には見られず、フロントバンパーの形状も中国専用となるように見えます。
ヘッドランプ周りはアメリカの場合独自の灯火規制があるので、米国モデルは専用になるようです。
しかしベースとなる形状そのものは同一で、国内仕様は中国仕様と同じものになるようです。
また、ターボ系やスポーティグレードにはべゼルをブラックアウトするお得意の手法が用いられると思われます。
サイドシルスポイラーのメッキ加飾は、先代レガシィのワゴンとB4に設定されていた6気筒モデル専用装備として設定されていました。
マイナー後には、国内モデルに、現在設定の無いB4とツーリングワゴンに6気筒モデルが隠し玉で出るのかも?と勘繰ってしまします。
フェンダーは北米仕様同様大きく張り出すスタイルで日本仕様には恐らく採用されないでしょう。
また驚きの車高アップですが約60mmと記載されていますが、現行型で言えばアウトバックとツーリングワゴンの最低地上高差は50mm。
車高はアウトバック並みと言う事でしょうか?これも中国仕様のみの設定になりそうです。
ホイールは国内仕様の特別仕様車アウトバック2.5i Spackage Limtedに採用されているものと同デザイン。
国内仕様の18インチ仕様車も同一デザインになる可能が高そうです。
インテリアでもパネルのカラーリングを黒金属調とし、現行型のマッキントッシュ装着車以外のモデルもこれに合わせた色となりそうです。
パーキングブレーキスイッチやSIドライブスイッチの移動は既報のとおり。
気になるのは、ニーエアバッグの採用。
現行国内仕様には無い装備ですが、これはぜひ搭載してほしい装備ですね。
中国仕様と北米仕様、この2つと現行国内仕様を足すと、マイナーチェンジ後の国内仕様が想像できそうです。間もなく発売の国内仕様のD型レガシィにも期待が高まります。
■富士重工業 2012年北京国際モーターショーで中国仕様「2013年型 レガシィ」を公開
(スバルニュースリリース)
http://www.fhi.co.jp/news/12_04_06/12_04_23.html
(井元 貴幸)