名車を撮るなら背景にもこだわらなきゃ!『チェント・ミリアかみつえ』ラリー撮影(1日目)【車中泊女子の全国縦断記】

去る2012年4月14日(土)、以前ご紹介したツーリングイベントラリー『チェント・ミリアかみつえ』を見に行ってきました。
いくつかのチェックポイントを何時頃に通過する、という大まかなスケジュールは分かっているものの、その他のルートは決まっていないので撮影するのに一苦労。
クルマの撮影目的ならチェックポイントを押さえるのが無難なんですが、バックの景観にこだわっちゃったんで大変でした。

オートポリスを見下ろせる高台、尾ノ岳あたりの風景こちらはオートポリスを見下ろせる高台、尾ノ岳あたりの風景。
はじめはオートポリスの全景を撮っていたのですが、あまりに小さすぎるので却下。
季節感を出そうとフキノトウを手前に入れたかったんですけど、ちょうど看板が…。
フキがもっと手前に生えてたらよかったのですが、自然はそう都合よくいきません。

そこから『草地畜産研究所』を通り過ぎて菊池阿蘇スカイラインで大観峰方面へ。
このあたりは「阿蘇!」という風景が広がっているのですが、牧草地と道路を見渡せる高台に乏しいのが難点。
車を降りて登っていく根性まではさすがになかった…。

山田パーキングラリーは宿泊地である『阿蘇リゾートグランヴィリオホテル』に向かっているはずなのですが、何しろ詳細なルートは決まってないのでどこを走るのか予想してみる。
チェックポイントは『オートポリス』→『阿蘇リゾートグランヴィリオホテル』なのだからアバウトすぎる!
せっかくなら大観峰から国道212の峠道を下るに違いない!と、『湯浦パーキング』より下(阿蘇市街寄り)にある『山田パーキング』で待ち構える。ヘアピンカーブが目印で、内牧温泉街と北外輪山が一望できる絶好のロケーションです。
しかし、待てど暮らせど1台も通らない…! しまった、ミルクロードを通ったのか!?

二重の峠時間も16時になり、引き返してミルクロードで的石原野方面へ。
かつて肥後細川藩参勤交代で通った難所で、今も石畳が残る『二重(ふたえ)の峠』に向かうと記念撮影しているラリー参加車を発見! やった、間に合った〜。

二重の峠しかし既に斜陽、すっかり日陰。しかも対面道路で脇は崖なのでクルマを手前にすると景観(峠道)が入らず、遠景で撮るとなると丘を登ってもフェンスが邪魔という残念な結果に終わりました(涙)
(2日目につづく)

(松本しう周己)

【リンク切れ、画像がすべて見られない方は】https://clicccar.com/?p=138726

この記事の著者

松本しう周己 近影

松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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