日産が遂に「DATSUN」ブランド復活を正式発表!

以前に『日産が「DATSUN」ブランドを復活!?』でお伝えしましたが、ついに3月20日、「DATSUN」ブランドを新興国向けの低価格車として復活させると正式発表されました。

ダットサン・ブルーバード SSSクーペ

実に約30年ぶりの復活となり、今後は「日産」と「インフィニティ」を合わせた3ブランドを使い分けていくことになるようです。

日産の発表によると
「ダットサンは日産のDNAを体現する重要なブランド。同ブランドのモデルは2014年からインド、インドネシアおよびロシアを皮切りに販売開始予定」
としています。
販売されるクルマは低価格で燃費性能の良い小型車となるようで、部品の現地調達比率を高める事により車両価格は50万円程度とか。

日産はインドネシア工場の生産能力を現在の10万台/年から2014年までに25万台/年に増強する計画を発表しており、「DATSUN」ブランド車もここで生産されるようです。ちなみに新生「DATSUN」のロゴも既に決定している模様です。

日産自動車、インドネシアでの投資を拡大―ダットサンブランドを復活―
(日産自動車ニュース)

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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