日産キャシュカイ次期型、新プロト発見。ヘッドライトの秘密見えた!

■上下二分割されたスプリット、あるいはブーメラン型ヘッドライト採用か?

先日、日産が開発を進めているクロスオーバーSUV、「キャシュカイ」次期型プロトタイプを捉えましたが、続けて新たな開発車両をキャッチしました。

日産 キャシュカイ_001
日産 キャシュカイ 次期型プロトタイプ

前回と異なるカモフラージュをまとったプロトタイプは、Vモーショングリルに偽装パネルを追加している反面、薄くシャープなヘッドライトの上部にわずかながらガラス部分を確認することができます。これは上下二分割されたスプリットタイプ、あるいはデトロイトモーターショー2018で初公開された、「Xmotion」(クロスモーション)のようなブーメラン型ヘッドライトが採用される可能性あることを示しています。

日産 キャシュカイ_009
日産 キャシュカイ 次期型プロトタイプ

さらに、Dピラーやルーフエンドのカモフラージュが削ぎ落とされたことにより、市販型のルーフスポイラー、寝かされたリアウィンドウ、テールゲートの開口部など市販型デザインが確認できます。

次期型では「X-Trail/Rogue」と共有する「CMF-C/D」プラットフォーム最新バージョンを採用。ボディが若干拡大されるとともに、よりスポーティなエクステリアが期待できます。またキャビン内では、大型のインフォテイメント・ディスプレイや、インフォテイメントパネル、最新のドライバーアシストシステムの搭載は間違いないでしょう。

日産 キャシュカイ_005
日産 キャシュカイ 次期型プロトタイプ

パワートレインは日産の「e-Power」システムを搭載、三菱「アウトランダー」からプラグインハイブリッド技術の導入が予想され、それに伴いディーゼルエンジンは廃止される可能性もありそうです。

キャシュカイ次期型のワールドプレミアは、2020年内と予想されますが、コロナウィルスの影響で2021年初頭もありえるでしょう。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる