ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、SUVセグメントの新しいスポーツモデルを「Macan」と名付けました。
Macanというモデル名はインドネシア語の「虎」に由来するもので、新しいオフロードモデルの大きな特徴である、しなやかさ、力強さ、魅惑、ダイナミクスがこの名前に集約されています。
ポルシェAGのセールス&マーケティング部門担当役員のベルンハルト・マイヤーは、
「Macanは、スポーツカーとしての要素を全て持ち合わせているだけでなく、SUVならではの長所も備えた真のポルシェモデルです。ポルシェのニューモデルに付ける名前は、そのブランドにふさわしいものであると同時に、多くの国において聞こえの良いもの、またポジティブなイメージを喚起させるものでなければなりません。」
と話しています。
ポルシェ第5のモデルレンジとして登場するMacanは、「ストラテジー2018」において中核的な役割を担うモデルであり、ポルシェはこのMacanによって自社のモデルラインナップをいっそう充実させる構えで、このMacanでカイエンの成功を再現させたいと考えています。
ライプツィヒでこのSUVモデルの生産が開始されるのは、2013年の見通しです。これを受けてザクセン州にあるライプツィヒ工場は拡張が予定されていて、ボディの組み立てラインや塗装設備を備えた完璧な生産工場へと発展します。
この拡張に投入される費用は5億ユーロで、ポルシェの建設プロジェクトとしては最大規模です。またポルシェは、この工場で新たに1,000人以上の採用を中期的に計画しています。
さてこの「Macan」、インドネシア語で虎の意だとのことですが、気になるのはその読み方です。インドネシア語そのままなら「マチャン」と読みますが、由来すると表現されているところから読み方は異なりそうです。
「メイキャン」あるいは「メイカン」といったところでしょうか。
(Autanacar)