ドライブ心をかきたてるオススメの橋を紹介します【車中泊女子の全国縦断記】

(左上)角島大橋(左下)能登島大橋(右)しまなみ海道
(左上)角島大橋(左下)能登島大橋(右)しまなみ海道

曲がりくねった峠道、地平線まで延びるまっすぐな道、海岸線、人それぞれ「走りたくなる道」があると思います。
わたしの場合は「島に架かる橋」です!
橋の構造自体には詳しくないので色やカタチの印象くらいしか述べられないのですが、橋だけでなく「橋+α」が重要で、峡谷を渡るたっか〜い橋、ループ橋、いろいろある中でも「島に架かる橋」がもっともドライブ心をくすぐります。
関門橋のように海をまたぐ橋や、瀬戸内海に点々と浮かぶ島々を結ぶ「しまなみ海道」もいいのですが、橋の向こうが「島」だと判る風景、できれば島の全景が見えてるとベスト!
何となく「新天地へ行く」というようなイメージがしてワクワクするのです。

 

「島に架かる橋」で真っ先に思い浮かぶのは、山口県の角島大橋です。
全長1,780m、角島につづく橋と途中に浮かぶ小島(鳩島)のバランスが素晴らしく、美しい曲線はエメラルドグリーンの海士ヶ瀬戸を渡る龍のようで、よくクルマの撮影にも利用されます。
角島大橋の本州側にある海士ヶ瀬公園から全景を見渡せるので、撮影にも最適です。
角島は北長門海岸国定公園に属し、特に夏は海水浴やキャンプなどの観光客で賑わい、さらに道の駅『しおかぜの里 角島』もできたことから注目度がアップしているようです。

その角島大橋に勝るとも劣らない曲線美を誇るのが、石川県七尾市にある能登島大橋です!
七尾湾を挟んで和倉温泉地区と能登島(屏風瀬戸)を結ぶ全長1,050m、石川県でもっとも長い橋で、カモメをイメージしてデザインされたそうです。

能登島に渡るには他にも『ツインブリッジのと』(中能登農道橋)もあり、長浦うるおい公園には七尾湾を望む展望台が設置されています。
能登島観光の中継地として、道の駅『のとじま』(たくみの里)も便利です。

余談ですが、能登島には『カンパーク』というゴミステーションが点在しているのも嬉しいです。そのお陰か、ポイ捨てをあまり見ない気がします。

(松本しう周己)

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この記事の著者

松本しう周己 近影

松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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