マツダディーラーのセールスさんから、来週発表のCX-5についてメール情報を頂きました。ちょっと気になる情報があったので、紹介したいと思います。ちなみに(1)~(3)のタイトルは、自分勝手につけました。
(1)スカイアクティブ・テクノロジー勢ぞろい!
マツダの新しいデザインテーマ「魂動 KODO:SOUL of MOTION 」を取り入れた新世代クロスオーバーSUV 「 CX-5 」は、マツダが、SKYACTIVE TECNOLOGYとして掲げているすべての技術を搭載しています。
・新世代クリーンディーゼルエンジン 「SKYACTIV-D 2.2」
・新世代高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」
・新世代高効率オートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」
・新世代軽量高剛性ボディ 「SKYACTIV-BODY」
・新世代高性能軽量シャシー「SKYACTIV-CHASSIS」
これらを搭載したCX-5は、これまでの常識を覆す異次元の走りとクラストップレベルの低燃費を実現すると同時に高剛性ボディや先進の安全装備によって、優れた衝突安全性能をも備えています。
ドライバーの体と心を開放させてくれる「走る歓び」を革新し、マツダの新時代を切り拓く1台です。
パワートレインには、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの2タイプを備えそれぞれ2WD・4WDも設定しております。
① SUVカテゴリーにおけるハイブリッド車をも凌ぐ燃費性能!
T社 Hハイブリッド車は、17.8km/l。CX-5は、ハイブリッドシステムを搭載することなく20.0km/l(XD 2WD 10.15モード燃費)を達成しております!SKYACTIV-D2.2の燃費性能なら、東京から九州まで約1,200kmを無給油で走れます!(満タン56L・高速道路利用)市街地燃費が仮に半分になっても約600kmもの走行が可能!
② さらに、ハイパワーガソリンエンジンをも上回るエンジントルク!
420N.m(42.8kgf.m)の大トルクを、わずか2000回転の低いエンジン回転数で発揮します。
③ SKYACTIV-D 2.2は、世界一の低圧縮比14.0を実現!(2011年11月マツダ調べ)
圧縮比を高く保たないと安定して燃焼させることが出来ないという技術的な課題を、マツダは常識にとらわれない発想によって克服しました!
④ 国内ディーゼル乗用車で初採用となるアイドリングストップ!
ディーゼルとしては世界最速で 再始動にかかる時間は約0.40秒!!
現在のハイブリッドシステムは、約80%の領域はエンジンのエネルギーで走行していると言われています。逆に言えば、残りの約20%の「エンジンの弱点とも言える領域」をカバーすることを、現在のハイブリッドシステムは求められているということです。
エンジンの弱点領域を現在よりももっと小さく出来れば、ハイブリッドシステムもさらにコンパクトにすることが出来ます。
つまり、内燃機関の改善によって、車の重量も増やさず、また車両価格などお客様負担も少ないハイブリッドシステム実現への道を拓くことが可能になります。
そのためマツダではSKYACTIV-DやSKYACTIV-Gといった内燃機関の開発に注力しています。
特に驚いたのが(3)で、まるでディーゼル・ハイブリッドの登場を予告するかのような内容でした。トヨタからハイブリッド技術を導入するプロジェクトが動いているはずですから、スカイアクティブのディーゼル・ハイブリッドがその第一号かもしれませんね。これは、益々楽しみになってきました!
(拓波幸としひろ)