オートサロンのGran Turismoブースに展示されたRed BullのX2010。地球最速を目指したマシンは、高い注目を集めていました。
空力のスペシャリストとしてインディカーやレイトンハウス・マーチやウィリアムズ、マクラーレン、そして現在はレッドブルで活躍し続けるエイドリアン・ニューウェイが手がけたマシンは、F1マシンの空力的な弱点を補ったような? カウルに包まれています。
そしてゴードン・マーレーが手がけて、ニキ・ラウダの手によって優勝をあげたもののレギュレーション違反となった悲運のブラバムBT46Bのようなファンカーとなっており、近年はもちろん、古くからのF1ファンも楽しめる「最速」を目指すマシンの形状があらわにされていました(やっぱりファンは効果があるのですね)。
もちろん空力は目に見えないし一部を切り取って見ても判断はできないものの、なんか速そう! ってマシンでした。
それはさておき、その前で意外な2ショットの撮影に成功しました。
1人はグランツーリスモを制作するポリフォニーデジタルの代表取締役の「山内一典」さんで、もうお一方は日産自動車のトップガンで現代の名工にも選ばれた「加藤博義」さん。
たまたま加藤さんがレッドブルのマシンを見にグランツーリスモ・ブースを訪れたところ、近づいてくる加藤さんの姿に気がついたスタッフが山内さんに声をかけて、ご対面となったそうです。
クルマ好きとして旧知のお二人だと思いますが、楽しそうに話していたのが印象的でした。
メディアも含む自動車業界では新春挨拶会ともいわれる東京オートサロンですが、会場の至る所で、こうしたシーンが見られたのでしょうねえ。
オフィシャルサイトはコチラ
http://www.gran-turismo.com/jp/
(佐藤みきお)