三菱ミニキャブMiEVは日本一安い“まっとうな”電気自動車!実質173万円〜

いよいよ本日11月24日、三菱ミニキャブMiEVが発表となりました。

クリッカーとしても今年のはじめくらいから気にしてて、イベントがあるたびに展示させて欲しいなとか、三菱さんに打診してたんですが、すでに事前のデモ車両は予定が一杯でお借りすることがかないませんでした。ミニキャブMiEV、ちょっとモテ期のようです。

本格的な商用EVをホンキで大規模に販売するのは事実上これが始めてで、気になる価格は240万円〜となっています。これは補助金を受けると173万円となり、まっとうに自動車メーカーが一般向けに売る電気自動車としては最安でしょう。

ラインアップはi-MiEVと同じく2種類のバッテリー容量、10.5kWhと16.0kWhで車両重量はそれぞれ1090kgと1110kg(2シーター/ハイルーフ)となってます。一充電航続距離はそれぞれ100kmと150km。

商用車ならば使い方がかなり想定されるので、小さいバッテリーでもいい、となると、燃料代でおよそ1/3となり、ベースのガソリン車と比べ約70万円ほどのイニシャルコスト差は6年ほどで回収するという試算もあるようです。

深夜早朝の配達、飲食の移動販売など、ガソリン車では得られないアドバンテージもあります。移動距離に問題が無ければ趣味で使うのもとてもいいですよね。

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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