茨城県にある筑波山&筑波山神社に行ってきました!
どんなところなのか知らずに行ったので、あんなに道が狭くて曲がりくねっていて、駐車場が狭いとは思いませんでした(^_^ゞ
それに、ぜんぶ有料駐車場なんですね。
神社に駐車場があるのかな〜?と思って行けるところまで上ってみたら行き止まり!
旅館の駐車場でUターンさせていただきましたm(_ _;)m
筑波山といえば古くは『万葉集』にも詠まれ、日本百名山、日本百景、関東の富士見百景、日本の地質百選に選定されており、古代から山岳信仰を集めた“聖地”であるハズなのですが…。
この著しい観光地化はいったいどうしたことか。
先日訪れた三峯山も観光地っぽくてビックリしたけど、その比じゃない。山道の途中にラブホまであったよ…がっくし。
筑波山縁起によれば、筑波山神社の創祀は遠く神代に始まります。
男体山=筑波男大神(伊弉諾尊/イザナギ)、女体山=筑波女大神(伊弉冉尊/イザナミ)、つまり国産み&神産みの神をご祭神として祀っているにも関わらず、明治維新後に社格は県社になりました。おそらく観光地化したのはその後ではないでしょうか。
余談ですが、拝殿の右側に立つ『マルバクス』は、葉が著しく丸いクスノキの変種。ここの他には福岡県太宰府に一本確認されているだけなんだそうです。
筑波山神社拝殿横の宮脇駅〜山頂近くの御幸ヶ原まで筑波山鋼索鉄道線(筑波山ケーブルカー)で登りました。往復¥1,020。
御幸ヶ原から男体山まで約300m、女体山まで約600mで、女体山山頂までの道すがらには弁慶七戻り、母の胎内くぐり、ガマ石があります。
筑波山が関東平野では滅多にない独立峰的な山であることから、気象観測や無線通信、アマチュア無線用中継局筑波山レピータなどなどのアンテナが建っていて、それがまたちょっと切ないです。
お土産屋さんに喫茶・軽食、展望台は360℃回転式という…登山するとまた印象が変わるとは思うのですが、霊山としての神聖さは感じられませんでした。眺めはいいんですけどね♪
ちなみに女体山の方からは、筑波山ロープウェイでつつじヶ丘駅まで繋がっています。
下山後、地元キャンパーのTさんと再会して筑波山神社についても色々と教えていただいたのですが(ブログを書くのに助かりました・笑)、筑波山で日帰り入浴するのであれば、江戸時代から創業しているその名も『江戸屋』さんがオススメだそうです。
日帰り入浴¥1,000とお高いですが、筑波山の他の旅館・ホテルもほぼ横並びです(^_^;
皇族が参拝に訪れる際も、『江戸屋』に宿泊するんだそうですよ。
(松本しう周己)
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