本物に負けない愛情がぎっしりのクルマ達!【モータスポーツジャパンフェスティバル2011・レプリカカー編Part1】

モータスポーツが大好きな人は一度は思う

「自分が運転してみたい!」「乗ってみたい!」と

特にラリーカーは市場に出回っているクルマをベースにしたものでより一層その思いは強いと思います。
稀に本物を手に入れる機会がありますが、どれも非常に高価でなかなか維持も困難なものです。
しかし、今では手軽にそれを再現する事が出来ます。それがレプリカの醍醐味です。簡単なシール貼りからコンピューターを使いオリジナルと寸分違わずのクオリティまで多種多様になってきています。
今回はレプリカカー会場のクルマを紹介します。
このインプレッサは93年の1000湖ラリー(現・ラリーフィンランド)のアリ・バタネン仕様です。このラリーはインプレッサの記念すべきデビュー戦となりました(結果総合2位)。この時はまだタイヤはミシュランでした。このレプリカの特徴はベースとなるインプレッサが左ハンドル仕様という所です!(日本に数台輸入されているとか)内装はラリーコンピューターも入れている本格仕様です。会場の中でも最も注目を浴びた1台でした。こちらはフォード・エスコートRSコスワース96年インドネシアラリーのカルロス・サインツ仕様です。このラリーは初のWRC昇格となったアジア圏内のラリーです。サインツはいぶし銀の走りで最終日にトップになり、途中サービス違反で失格の危機に陥りましたが、なんとか回避しフォード移籍初勝利を上げました。
このレプリカの特徴はカラーリングのクオリティも非常に高いレベルなんですが、ドライバーさんもレプリカのレーシングスーツを・・(残念ながらその写真を撮るチャンスが・・!すみません><)このレプリカは1995年1000湖ラリーのトミ・マキネンのカラーリングです。本物はエボⅢです。
http://www.youtube.com/watch?v=cuC_3mbLWEM
1995年の1000湖ラリーはWRC枠ではない開催だったので日本国内で映像で見る機会が殆どないラリーでした。三菱は元々北欧ドライバーと相性がよく、この95年から一気にトップチームに成長しました。
オリジナルとはクルマが異なりますが、全く違和感ないですね。ローカルカラーリングというのもあってか「どこの選手権のマシン?」といった感じで珍しいそうに写真を撮る人が多く見受けられました。

こちらは2008年モンテカルロに出場したホンダシビックType-R EURO ルカ・ベッティー仕様のレプリカです。このマシンがラリーに出場した時は「ホンダがWRCに?」という話も出てました。オリジナルはホンダのモータスポーツのパートナーであるJASモータスポーツが製作していました。
内装もロールバーを装着していて、ラリーコンピューターもある本格仕様です。バゲットシートのヘッドレストにも「JAS」の刺繍を施してありました。

Part2に続きます!

【画像がうまく見られない場合は>>> https://clicccar.com/79758

(栗原 淳)