道の駅で販売されている、「これは滅多に見ないだろう!」というビックリ食材を使用した激レアソフトクリームをご紹介します。
今回は東北編です!
「ナマコ」「ニンニク」(青森)、「うこぎ」(という植物/山形)、「牛タン」(宮城)などカップアイスの珍食材もたくさんあるのですが、今シリーズでは割愛させていただきました。
◆しじみソフトクリーム/青森/道の駅[おがわら湖] ¥250
「しじみって…」と戸惑いつつ食べてみましたが、心配したほど生臭さはありませんでした。ちょっと粉ミルクっぽい味がしました。チャレンジャー向け。
◆ヒバソフトクリーム/青森/道の駅[かわうち湖] ¥250
ヒバの葉の粉末が入っているらしいのですが、ほとんどヒバの味(って食べたことないけど…)はしませんでした。食べ終わる頃になってようやく木の香りがしてくるくらい。バニラが濃厚です。
◆自然薯ソフトクリーム/青森/道の駅[いかりがせき] ¥250
自然薯(じねんじょ)=天然の山芋ですが、あまり山芋っぽさ(味や粘りなど)は感じません。どことなく和菓子の求肥みたいな甘さを感じます。もの凄く溶け易く、あっという間にドロドロに…。
◆ピスタチオアイスクリーム/青森/道の駅[なみおか] シングル¥200、ダブル¥300
北海道の洞爺湖で食べたピスタチオソフトクリームよりも、もっとピスタチオ味&塩気もあって「まさにこれがピスタチオ!」と納得の味でした。
◆わかめソフトクリーム/岩手/道の駅[やまだ] ¥250
山田特産の「わかめ」を粉末状にして混ぜてあります。最近の評判を聞くと、どうやらわたしが食べた2005年以降に製法が変わったようです。うっすら緑色で、ヨーグルト風味のバニラとの組み合わせ。これはまた食べに行かなくては。(すでに営業を再開しています)
◆キャベツソフトクリーム/岩手/道の駅[石神の丘] ¥250
特産の『春みどり』というキャベツを使ったソフトクリーム。バニラの甘味に負けたのか、もとが甘いキャベツなのか、キャベツの青味はまったくしませんでした。粒々の舌触りがしゃりっとします。
◆秋田ふきソフトクリーム/秋田/道の駅[かづの] ¥300
ふきの味はほとんどなくて、抹茶ソフトと似たような感じでした。ちょっと高いけど、ワッフルコーンなのは嬉しい。
◆こはぢゃソフトクリーム/秋田/道の駅[ことおか] ¥250
こはぢゃ=ハツハゼの実だそうです。甘酸っぱくてブルーベリーみたいでした。色も薄紫だし。酸味が夏の疲れに効きそうです。
◆ししとうソフトクリーム/秋田/道の駅[たかのす] ¥250
鷹巣の名産が、ししとう。最初のうちはししとうの青味と辛味がしましたが、あとはソフトクリームの甘味の方が勝って全然苦く感じませんでした。
◆せりアイスクリーム/宮城/道の駅[上品の郷] ¥300
セリ独特の風味と香りは甘味に負けてしまっているのですが、シャーベットのような舌触りで爽やかです。
◆あおさアイスクリーム/山形/道の駅[あつみ] ¥200
あおさが混ざっているので緑色のまだらに見えます。味としては『あおさ』だと分るんですが、意外と合わなくはなかったです。ちょっと粘りがあります。
◆ダリアソフトクリーム/福島/道の駅[はなわ] ¥250
花系のソフトクリームの特徴として、一口目で鼻と言うか喉と言うか…に、花の香りのような強い印象を与えます。密の味より香りが命、みたいな感じ(笑)
◆和紙ソフトクリーム/福島/道の駅[安達] ¥350
手漉き和紙体験もできる『和紙伝承館』隣の手づくりアイス屋さんにて販売。和紙の原料になる葉を使用しているので葉っぱ系ですが、お茶葉とは明らかに違い独特の風味が後を引きます。形容し難い初めての味です。
(松本しう周己)
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