アウディが新エンジンを開発。ツインインジェクターでスペックを大幅に向上!

現在アウディの主力なっている1.8TFSIエンジンに、まもなく新型が登場します。

1.8LエンジンはA3からA5までと幅広い車種に搭載されていますが、従来型の160ps/25.5kgm から170ps/32.6kgmと、スペックは大幅にアップするわけです。

加えて燃費は約21%向上で、欧州の基準ユーロ6をクリアということですから、期待せずにはおれません。

このエンジンの特徴は、通常の直噴に加えてポート噴射のインジェクターも備えていることです。ポート噴射のインジェクターは吸気バルブの近くに配置されて、状況にあわせて燃料を噴射。燃焼室の中で渦を作り出し、低燃費化に貢献するそうです。また直噴もさらに高圧化されたほか、ターボチャージャーなども一新されるなど、新技術満載のようです。

それにしても開発されつくした感があったガソリンエンジンですが、各社どんどん性能をアップさせていますね。内燃機関にもまだまだのびしろ、がありそうです。

そしてツインインジェクターと言いますとトヨタの2GR-FSEなどが有名ですが、今後のトレンドになるのかも? 

(佐藤みきお)