AUDI R8速さの秘密は?【スーパー耐久2011第2戦 富士SUPER TEC】

AUDI R8 LMS
AUDI R8 LMS

今年からスーパー耐久に新設されたST-Xクラスで今年唯一の参加マシンであるAUDI R8 LMSがとんでもなく速い。なにせ1分42秒858などという予選タイムをたたき出してるのですから、本当に速い。スーパーGT300クラスで富士のポールだったのハンコックポルシェよりも0.1秒速いんですよ、このタイム。

AUDI R8 LMS
AUDI R8 LMS

何でこんなに速いのかというと、吊るしのFIA GT3マシンなんです、これ。
FIA GT3の規定としてリストラクターで出力制限してあるとはいえ、500馬力以上のパワーが出ています。スーパーGT300クラスの出力制限よりもかなり大出力なのです。

AUDI R8 LMS
AUDI R8 LMS

V型10気筒の5.2リッターがストレートを駆け抜ける迫力はかなりのものです。ミッドシップレイアウトのおかげか、コーナーリングスピードもかなり高いような印象。

AUDI R8 LMS
AUDI R8 LMS

そんなバカっ速のAUDI R8 LMSは、当然のごとく今回のレースで総合優勝を勝ち取りました。

噂では来年以降メルセデスSLSやマクラーレンなど、FIA GT3マシンがスーパー耐久ST-Xクラスとして続々と登場しそうです。これはちょっと目が離せませんね。

【画像がすべて見られない方は】https://clicccar.com/2011/07/26/45994

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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