知っているようで、意外と知らない……「手で合図する、ムフフ♥な方法」を知ってますか? 【モテる運転術】

年末に大掃除をして、スッキリとした気分で新年を迎えた方は多いですよね。

私もスッキリした一人なのですが、実家の父の部屋から懐かしいクルマの本を発掘しちゃいましたので紹介しましょう。

それが「図解自動車の構造と運転の方法(初歩から実地試験まで)」(金園社刊)というもの。いまから50年前、昭和35年(1960年)に120円で発行された本です。まぁ、自動車運転免許を取得するためのハウツー本ですね。

170ページの半分以上を自動車の構造で占めています。「正しい運転をするためにはメカニズムを知ることが大切」というメッセージがあるようですが、当時のクルマは故障率が高かったことも関係しているのでしょうね。それにしても、クルマのデザインがクラシックでステキすぎますぅ。

すっごく懐かしいなぁ、と感じたのはウインカーの出し方です。1ページでしっかりと紹介されていますが、その方向指示器が機械式なんですよ〜。この時代、点滅式ランプは使われてなかったんですね。。

ここに紹介されている「手で合図する方法」を知れば、彼女もうっとりすること間違いなし!! みなさんに、こっそり伝授しますね。

●右ハンドルの場合

右折=『右腕を水平に伸ばす』

左折=『右腕を上にあげる』

●左ハンドルの場合

右折=『左腕を上にあげる』

左折=『左腕を水平に伸ばす』

ちなみに、徐行する場合は『斜め下に腕をさげる』が正解です。

あと、最近もたまに使っている人を見かける「私を追越ししてね!」のポーズは、『斜め下にさげた腕を前後に動かす』という方法になります。

言葉が通じない国に旅行したとき、身振り手振り=ボディランゲージで一生懸命伝えたりしますが、街の運転でもこんなスマートな方法もあるんですね。

もし、ウインカーが壊れたときに慌てずに対処できれば、彼女も感激してくれるはず。

 

ひとつ、おまけです。

正しい運転姿勢(左上)は、ちょっと「?」ですね。この姿勢では絶対に腰を痛めますし、ハンドルやブレーキ操作がきちんと出来ない気がします……。ごめんなさい、素晴らしい本です。

(南風よしお clicccar編集部)