最新モデル紹介の最後はプラモデルです。
ですが、その前に気になったラジコンがあるので紹介しましょう。
この1/35ラジコン戦車「パンサーG後期型(完成品)」ですが、バトルシステムという赤外線を使用したタミヤ独自の光学システムを採用して、2台以上でのリアルな戦車戦が楽しめるようになっています。さらに車体内部にスピーカーを搭載。エンジン音をはじめ様々な動作にサウンドが同調し、主砲発砲時の閃光と砲撃音、そして車体反動も再現。被弾音とエンジンの不調音、速度低下、撃破時には主砲が下がるなども再現されています。
つまり2台あれば戦車戦が簡単に楽しめてしまうのです。しかもあたり判定があるため、小さな頃の○○ゴッコのように「当たった、当たっていない」といった子供のケンカになるようなこともありません。
またRCメカは2.4GHzというバンド管理が必要のないユニットを採用。シリコン交換なしに複数台で楽しめます。
作る楽しみも良いですが、買って直ぐに楽しめるというのも良いですよね。
パンサーG後期型(2.4GHzプロポ付き:完成品)4万0740円。
続いては定番人気の1/24スケール、スポーツカーシリーズから復刻された2台です。
まずはフルタイム4WDスポーツとして一世を風靡したポルシェのスーパーマシン959をベースに、1986年のル・マン24時間耐久レースに参戦、総合7位に入賞したポルシェ961です。こちらはボディとウィンドウを一体パーツとしたほか、接着剤が不要のスナップキットなので、初心者でも手軽に組み立てられます。
そしてホンダNSXタイプR(初期型)は、新たにエッチングパーツが付いてきます。エッチングパーツはプラスチックよりも薄く硬く作れるため、一段と精密感が増します。よりリアルに作りたい人には嬉しいアイテムが付くというわけです。
ポルシェ961 1986ル・マン。価格は2100円で6月25日頃発売。ホンダNSXタイプRは2940円で7月発売。
オートバイシリーズにも復刻版が登場です。
1/12スケールのビモータ・テージ1D906SRは、ハブステアリング機構を採用した造形で世界を驚かせたモデル。注目のハブステアリングには、ハブシャフトにアルミ製削りだし部品を採用。ステアリングロッドにも金属パーツを採用して、実車同様に稼働するようにできています。サイドカウルは完成後も取り外しが可能です。
1/6スケールのダックス・ホンダST170は、全長250mmというサイズもあって、ダックスならではの個性的なフォルムを精密に再現。フレーム内にはガソリンタンクやバッテリーを内蔵し、前後のサスペンションはスプリングで作動。マーキング用デカールは高品質なカルトグラフ社製です。
ビモータ・テージ1D 906SRは3570円、6月25日ごろ発売。ダックス・ホンダST170は5670円で7月発売。
そしてプロが作った塗装済み完成品プラモデルである1/20スケールの「マスターワークコレクション」には、1979年F1GPで活躍したロータスタイプ79が登場です。
前年までのJPSカラーから一新、ブリティッシュ・レーシンググリーンにマルティーニストライプを配した、グランドエフェクトカーならではのフォルムが再現されています。
マリオ・アンドレッティの2年連続チャンピオンとはなりませんでしたが、非常に印象的なマシンといえるのではないでしょうか?
そしてカーナンバー1のアンドレッティと、カーナンバー2のカルロス・ロイテマン仕様がありますが、ロールバーやヘッドレストなどの細部の違いも確実にとらえてモデル化されています。
マルティーニ・ロータス タイプ79(完成品)カーナンバー1アンドレッティ仕様は6月11日発売。カーナンバー2ロイテマン仕様は7月発売。価格はどちらも1万5540円。
マスターワークコレクションでは1976年のF1GPイン・ジャパンで活躍した2台のティレルを参考出品。歴史に残る6輪スタイルとDFVエンジンも忠実に再現されている。
東京会場(新橋)は5月29日で終了ですが、大阪会場(ジョーシン スーパーキッズランド本店 3F タミヤワールド)では6月11~12日での開催が予定されています。足を運んでみてはいかがですか? ちなみにしばらく模型から離れていたという方はご注意を、とにかくいろいろ欲しくなります!
東京会場
http://www.tamiya-plamodelfactory.co.jp/shimbashi/index.htm
大阪会場
http://shop.joshin.co.jp/shopdetail.php?cd=1746
(佐藤みきお)