ペイント初心者でも缶スプレーで憧れのラップペイントを実現します!!
DIYでラップ+キャンディペイントができるなら、試してみたいという人は多いんじゃないでしょうか。それを可能にしてくれるのが、アルサクレイザーとレンズペイントカラーです。深みのある透明感と独創的な不規則柄がカスタム心をそそるテクニックに挑戦してみましょう。
所要時間 約2時間 難易度★★★☆☆
アルサクレイザー&レンズペイントカラー
レンズペイントカラー
(用意する工具)
マスキングテープ/家庭用ラップ/スポンジ/スコッチブライト(研磨剤)/パーツクリーナー/ウエス
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まずは塗装面のアシ付けです。スコッチブライトなどで塗料のノリを良くするために表面処理を行ないましょう。ペーパーがけとは違う作業です。
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次は塗装の準備です。パネルの隅まできっちりとペイントできるように、適度な高さに浮かせるようにするのがポイントです。
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塗装直前に中性洗剤を含ませ強く絞ったタオルでキレイに拭き上げておきましょう。ファイバータオルを使用して油分をカットするのもアリです。
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いよいよ今回の主役の登場です。ラップペイントの“要”、クレイザー。ボトルごとよく振って、中身をしっかり撹拌しておくことが大事ですね。
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クレイザーは、そのままスポンジに染み込ませて塗ります。写真を参考に、適度な大きさにカットしたスポンジをあらかじめ用意しておいてください。
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クレイザーをスポンジに染み込ませたら、スポンジを滑らせるようにパネルに塗っていきます。ここではキレイに塗る必要はありません。
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パネル全体にクレイザーが塗れたら、次はラップの出番です。ラップはキッチンで使うごく普通のものでOKですよ。パネルの大きさに応じてカットしてください。
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カットしたラップで、クレイザーを塗ったパネルの上を覆っていきます。ラップを乗せたら、上から手で軽く押さえる感じで!
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ラップを剥がすと、アラ不思議! クレイザーの効果でラップ柄が浮き上がってきますよ。慣れてくると、柄を好みに応じて変化させることもできます。
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ラップとクレイザー塗料の効果によって、写真のようにラップペイント独特の不規則な柄が生まれます。あとは乾燥させるのみです。
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今回はDIYでのチャレンジですから、一般的なユーザーと条件が同じになるように天日干しをします。だいたい15分から20分くらいで乾いてきます。
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充分乾燥したのを確認したら、ラップの工程は終了です。次はキャンディペイントの作業です。今回は赤のカラークリアでチャレンジ!
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透明感のある深いキャンディレッドにするには、カラークリアを何度も吹き付けていくのがコツ! レンズペイントカラーなら簡単ですよ。
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クリアコートを完全に定着させるために、20分から30分くらいかけてしっかりと乾燥させてください。中の溶剤を飛ばす時間です。
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乾燥したのを確認したら、実際の取り付け作業に移りましょう。貼り付け面を脱脂するために、パーツクリーナーをウエスに染み込ませます。
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パーツクリーナーを染み込ませたウエスで、ダッシュボードなどの貼り付け面の油分をしっかりと落としてください。ここは手を抜けない大事なポイントです。
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あとはインテリアパネルを貼る要領で、各パーツを貼り付けていきましょう。両面テープの保護シールは一度に完全に剥がさないのが上手く貼るコツです。
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ラップペイント用の塗料を使えば、DIYでもプロ級のカスタムペイントが実現します。これは試してみる価値大アリでしょ!!
取材協力=スタイルワゴンクラブ
(増田真一)